11月といえば大統領選。任期があと1年を切ったオバマ大統領ですが,スーツとネクタイの色を決めていることが知られていますね。一日に膨大な数の重要な案件を決定していかねばならないため,決めることを極力減らしているのだとか。
学校の制服生活を卒業した時から,明日着るものを考える日々が始まります。選ぶのは楽しい反面,前日に決めずに寝てしまった場合は悲惨です。朝の時間のない中で変な組み合わせを選んでしまい,それで一日過ごすことになるストレスも。
アメリカ暮らしのいいところは,服装の自由さ!アメリカの皆さん,夏はTシャツ・短パン・flipflop(フリップフロップ)というビーチサンダル(子どもの頃水泳の時に履いていたような)でスーパーに買い物へ。しかも結構よれよれです。
また,民族が多様過ぎてどれがいいのかの基準もない。「あのピンクはないだろう」とか「あれはどう見てもパジャマではないか」,「あの花柄はド派手。一体どこに売ってあるのか」,「あれは宗教に関係があるのか」といちいち驚いてもいられません。雪が降っているのにサンダルや半袖で外を歩いている人もいますから。10年前の服だろうが何でもありなのです。
人間が正しく決定できることには限りがあるそうで,考えなくていいことが1つでも減ると精神的に非常にラクになります。選択肢を多くすれば,時間もお金もかかります。必要なこだわりもありますが,現実は周りの人に影響されたり競い合ったりするこだわりが多いのではないか。
うちのこだわらないことの1つに食事があります。主人は「Hot meal(温かい食事)は一日1回で十分」と言います。昼に外で温かい食事をとった場合は,夕方にはサンドイッチを食べると調子がいい体質らしい。ナイス!
朝食は,シリアルとフルーツ。
昼食(お弁当)は,フルーツとサンドイッチ。休日はベーグル。
主人の朝食・昼食の準備にかかる時間は,片づけも含めて10分以内。買う物も決まっていますし夕食の献立だけ考えればいいので,非常にラクです。お陰で他のことをしたり考えたりできます。
よく日本人の方に「国際結婚は食事が大変でしょう(別々のものを食べているのか・ハンバーガーばかりではないかという意味)?」と聞かれますが,夕食は日本食に決まっていますし,飲酒もしないし生魚系は食べないので食費もかかりません。最後にハンバーガーやピザ類を食べたのは一体いつだったか(1年以上前?)思い出せません。
ちなみにうちの両親に言わせると,「シリアルはドッグフード」で「サンドイッチはおやつ」,そして「フルーツはデザート」ですが(笑)。
いつも,「ものごとをシンプルに」・「そこはこだわるところではない」・「賢く行動(仕事)を」・「それは本当に必要か」と主人に言われます。
情報化社会で物も豊かになり,選択の幅が増えている今日。食べ物に関しては,好みも多様でアレルギーや宗教上の理由も多くあります。選ぶのが楽しいものごともあるけれど,とても面倒!!サンドイッチ屋さんなどではパンから具の種類まで瞬時に細かく選ばねばならず,「どれでもいい」と言いたくなります…。何で5種類もあるのかね,とさえ思う。ライ麦パンを選んだとしても,別に好きで選んだわけではなく,どれか指定せねばならないから適当に言っただけだったりします。主人は選ぶことを完全に放棄しており,メニューをすぐに閉じて私に選ばせます…。
昔の同僚が,「うちの娘は人の家で出されたジュースに『それ,オーガニック?』と聞いて違うと言われて飲まなかったのよ」と言われました。彼女の言わんとする点は「こだわりのある高級・健康志向の家族」なのでしょうが,断られた訪問先の方の気持ちはどうでしょう…。これを聞いて,その方は家には呼べないと誰もが思ったはずです。個人的なこだわりはよいけれど,他人を傷つけてはいけませんね。
ペーパークラフトでは,あるデザインにおいて「好きな色やパーツ,スタンプで作りたい」という希望もあろうかと思うので,選択してもらうところもあります。しかし,選ぶと時間がかかるんですよ…作る作品が減ることにもなり兼ねない。そして,1箇所選べば他とのバランスが崩れ,ちぐはぐなものになったり,全パーツを選び直さねばねばならなくなったりします。
選ばないよさ・こだわらないよさがあることを心に留め,人に影響されずに自分によいものを見極めていきたいと常々思っています。
学校の制服生活を卒業した時から,明日着るものを考える日々が始まります。選ぶのは楽しい反面,前日に決めずに寝てしまった場合は悲惨です。朝の時間のない中で変な組み合わせを選んでしまい,それで一日過ごすことになるストレスも。
アメリカ暮らしのいいところは,服装の自由さ!アメリカの皆さん,夏はTシャツ・短パン・flipflop(フリップフロップ)というビーチサンダル(子どもの頃水泳の時に履いていたような)でスーパーに買い物へ。しかも結構よれよれです。
また,民族が多様過ぎてどれがいいのかの基準もない。「あのピンクはないだろう」とか「あれはどう見てもパジャマではないか」,「あの花柄はド派手。一体どこに売ってあるのか」,「あれは宗教に関係があるのか」といちいち驚いてもいられません。雪が降っているのにサンダルや半袖で外を歩いている人もいますから。10年前の服だろうが何でもありなのです。
人間が正しく決定できることには限りがあるそうで,考えなくていいことが1つでも減ると精神的に非常にラクになります。選択肢を多くすれば,時間もお金もかかります。必要なこだわりもありますが,現実は周りの人に影響されたり競い合ったりするこだわりが多いのではないか。
うちのこだわらないことの1つに食事があります。主人は「Hot meal(温かい食事)は一日1回で十分」と言います。昼に外で温かい食事をとった場合は,夕方にはサンドイッチを食べると調子がいい体質らしい。ナイス!
朝食は,シリアルとフルーツ。
昼食(お弁当)は,フルーツとサンドイッチ。休日はベーグル。
主人の朝食・昼食の準備にかかる時間は,片づけも含めて10分以内。買う物も決まっていますし夕食の献立だけ考えればいいので,非常にラクです。お陰で他のことをしたり考えたりできます。
よく日本人の方に「国際結婚は食事が大変でしょう(別々のものを食べているのか・ハンバーガーばかりではないかという意味)?」と聞かれますが,夕食は日本食に決まっていますし,飲酒もしないし生魚系は食べないので食費もかかりません。最後にハンバーガーやピザ類を食べたのは一体いつだったか(1年以上前?)思い出せません。
ちなみにうちの両親に言わせると,「シリアルはドッグフード」で「サンドイッチはおやつ」,そして「フルーツはデザート」ですが(笑)。
いつも,「ものごとをシンプルに」・「そこはこだわるところではない」・「賢く行動(仕事)を」・「それは本当に必要か」と主人に言われます。
情報化社会で物も豊かになり,選択の幅が増えている今日。食べ物に関しては,好みも多様でアレルギーや宗教上の理由も多くあります。選ぶのが楽しいものごともあるけれど,とても面倒!!サンドイッチ屋さんなどではパンから具の種類まで瞬時に細かく選ばねばならず,「どれでもいい」と言いたくなります…。何で5種類もあるのかね,とさえ思う。ライ麦パンを選んだとしても,別に好きで選んだわけではなく,どれか指定せねばならないから適当に言っただけだったりします。主人は選ぶことを完全に放棄しており,メニューをすぐに閉じて私に選ばせます…。
昔の同僚が,「うちの娘は人の家で出されたジュースに『それ,オーガニック?』と聞いて違うと言われて飲まなかったのよ」と言われました。彼女の言わんとする点は「こだわりのある高級・健康志向の家族」なのでしょうが,断られた訪問先の方の気持ちはどうでしょう…。これを聞いて,その方は家には呼べないと誰もが思ったはずです。個人的なこだわりはよいけれど,他人を傷つけてはいけませんね。
ペーパークラフトでは,あるデザインにおいて「好きな色やパーツ,スタンプで作りたい」という希望もあろうかと思うので,選択してもらうところもあります。しかし,選ぶと時間がかかるんですよ…作る作品が減ることにもなり兼ねない。そして,1箇所選べば他とのバランスが崩れ,ちぐはぐなものになったり,全パーツを選び直さねばねばならなくなったりします。
選ばないよさ・こだわらないよさがあることを心に留め,人に影響されずに自分によいものを見極めていきたいと常々思っています。