アメリカに来て知った単語の1つに,veteranというのがあります。「兵役経験者」や「退役軍人」という意味で,11月11日はVeterans Day。

この単語について特に考えることはなく,関連はないのに頭の中では,「バテレン(伴天連/破天連)追放令」が常に浮かんでいました。

…が!veteranが日本語の「ベテラン」と同じ単語だと知った時は,びっくり!!確かに綴りを見ればベテランとすぐにわかるのですが,耳から入ったのが先だったためか,まるっきり別物と思っていました。

英語で「熟練の」や「経験豊富な」は,an expert playerやan experienced teacherのように,別の単語を使います。veteranにもこの意味があるそうですが,日常生活では聞いたことはありません。


また,サービス(service)という単語も,日本語では「この店はサービスがいい」や「サービス料を含む」,「この飲み物はサービスです」,「サービスエリア」・「アフターサービス」のようにしか使っていなかった。

郵便局で日本に小包を送る際,局員さんが私に“I was in the service.”と言いました。「?」と思いましたが,日本の米軍基地名を挙げられたので会話の内容はわかりました。serviceには「兵役」という意味があり,「軍隊にいたことがある」ということでした。この文は,私が日本人だと知ったアメリカ人が言われるので,実によく聞きます。

英語がもとになっている片仮名といっても,そのまま英語に戻せるとは限らない…。でも,会話で英語を覚えると二度と忘れません!