年に2回ほど,主人の方の親戚・知人の結婚式に参列します。

これは,シカゴの親戚の式出席の返信通知。裏面に,チョウチョなどで飾りをつけました。

大体の結婚式の流れは…

半年ほど前に,「結婚式の日を空けておくように」と“Save the dateカード”が届きます。遠方の場合は旅行の予定が立てやすいので,半年前のお知らせは非常にありがたい!

さらに式の3か月前には,本物の招待状が届きます。出席を前提としているので,欠席のみ返信を郵送することが多くなっています。今回の返信用には,食事のアレルギーや制限(restriction)について記述する欄が設けてあります。宿泊ホテル(accommodation)の案内も同封されており,ここに滞在すれば送迎バスつきということです。

ブッフェ(バイキング)スタイルの時もありますが,コース料理の場合は,「チキン・ビーフ・菜食・チーズ」などメインを事前に選んで返信通知で知らせます。

贈り物購入の店(Wedding gift resister)の指定がない場合は,日本と同じようにご祝儀のみを包みます。アメリカにも専用の封筒も売ってはありますが,日本で購入した豪華な水引つきの袋(100円だけど)に入れ,筆ペンで名前を書いています。

2人のなれ初めなどは,披露宴の最中のスピーチではなく,専用のウェブサイトで事前にチェック。お相手の写真もここで見ることができて,友人のコメントなども書かれています。

宿泊付きで行くような州外の式は,前夜祭のようなWelcome partyが開かれます。皆さんドレスアップして参加し,料理も披露宴並み!もちろん披露宴に比べるとカジュアルなパーティですが,バンドなども呼ばれダンスもあり,深夜過ぎまで続きます。前夜祭に出ておくと,久しぶりに会う親戚などともゆっくり話ができたり,新しい友達なども作ることができたりして,翌日の披露宴がさらに楽しいものになります!

翌日の午後は教会で式,披露宴会場で夕方からパーティというのが普通です。式からパーティまでの時間がある場合は,式にはスーツ(肩を覆ったもの)で出席し,夜はロングのイブニングドレスに着替えることになり,日本の花嫁並みの衣装替え…。

7時開始予定のある披露宴では,フルコースのディナーが始まったのは夜の9時過ぎでした。その前に何をやっていたかというと,大幅に遅れて始まった上に大量の前菜(ハマスやタブーリ等)でおしゃべり…。ダンスが始まるのはその後なので,とにかく気力と体力が必要です。披露宴は深夜2時頃まで続くらしいのですが,うちは大体12時過ぎたら帰ることにしています。新郎新婦は本当に元気…。

宿泊付きの場合は,翌日はGood byeブランチ(朝食&昼食)パーティがあります。これから,州外に運転して帰宅する人も多いので,カジュアルな服装でOKでのんびりした雰囲気です。

結婚式は皆が休暇を取りやすい6~8月に,よくリゾート地で開かれます。ヨーロッパや中東,カナダ等から親戚が集まり,多い時は500名以上。主人の父方の文化では,あいさつはハグしながら「頬に3回のキス」なので,大忙しです。モンタナのリゾート地では「ウェディング・ウィーク」と銘打って,「○月○日:新郎新婦とゴルフ,○月○日:新郎新婦と川下り…」と一週間毎日イベントがありました…今度の結婚式はその妹さんなので,楽しみです。