繰り返すだけの毎日と、この街にも少し疲れて、
そんな時、ふと思い出すのは、笑えてた過去の自分。
あの頃は良かったよなんて、いつもそれにしがみつき、それに比べ今の自分は…と、また途方に暮れるんだ。

なんとなく過ぎていく慌ただしい日々と、色褪せた靴に涙溢れていた。

笑えてた過去を味方に、今は今の夢だけを見て、ここで後戻りしたって、きっと、後悔が、より胸を刺すだろう。
10年後の自分が今を、誇りに思えていればいいじゃない。
今の自分が、あの頃は良かったと思えているように。

後悔するなら死ぬ時さ。
今を生きていればそれでいい。
例えあの場面に戻っても、きっと、また同じ道を選ぶだろう。

あの日、優しく僕の背中、押してくれた風は、いつだって、誰のところにも吹くんだから、諦めないで、また歩いていこう。
誰にだって悲しみはある。だけど、みんな同じ空の下、唇噛み締めて頑張ってる。
だから君も、そして僕も、今を精一杯生きていこうぜ。