こんにちは!!まだまだコロナは終息が見えませんね…日に日に心配事が増えていく一方です。
さて、前回の続きを書かせていただきます。
Aさんが電話に出た!!興奮気味の私でしたが、気持ちをぐっと抑えて「もしもし」と返しました。そして、カモフラージュするように「あ、店に、行きたいんですけど…」と付け加えました。
Aさんは「え、あぁ」みたいな感じで少し驚いていました。なので私は「あれ、Aさんですよね?」と聞き返しました。
「あ、予約とかあまりこっちの電話に来ないので驚いただけです。どちらさまですか?」
Aさんの返事に少し恥ずかしさを覚えながらも
「この前行った○○です」と返しました。
すると、「あー!電話来るの待ってたよ」とAさん。
今考えたら上手なバーテンだなぁと思えるんですが、当時の私はもう舞い上がりまくりで(笑)
次の日、親に嘘をついて一人でバーに足を運びました。
ここから沼にはまっていくんですが…
最初は普通の客と店員として接していたんですが、ある日バーで会計をしようとすると「今日はタダでいいよ」とAさんが言うんです。
「?」な私をよそにAさんは「今からメシ行こう」と言ってきました。
「???????」
たしか開店してすぐだったので、20時くらいです。今は客足が少ないしおなかがすいたからご飯たべようとAさんは続けます。
もう、最高ですよね。当時の私は(笑)
二人で焼き鳥屋さんに入って、ご飯を食べて、散歩して、店に戻って、閉店したら家まで車で送ってくれました。
今までカウンター越しに接していたのが、距離もぐっとちかくなって。なんというか相手の背がこんな大きかったんだ、とか、こんな匂いなんだ、とか店員が「人」として近づいたような気がして嬉しくてなりませんでした。
これ、バーテンダーとしては普通なんですかね?ビジネスなのかいまだにわからずじまいです(笑)
でも、当時は本当に幸せでした。
また長くなったので、次の機会に続きを話します!さようなら!!!