ドメキス最後の撮影シーンとクランクアップの様子の記事です。






 この日は並樹グループから4人がクランクアップ。並樹乗馬倶楽部のお坊ちゃま・長谷部寛之役の佐野勇斗さん、布袋道成役の宮沢氷魚さん、美尊の母・並樹京子役の高橋ひとみさん、並樹グループの社長秘書・新井郡次役の小市慢太郎さんが、山﨑さん、新田さん、新木さんらと共に、約3カ月に渡る撮影の最終日を迎えました。


●佐野勇斗さん&宮沢氷魚さんは息ぴったり!

 


●真剣⇔笑顔、表情がコロコロ変わる座長・山﨑賢人さん!

 物語は殺伐とした展開を迎え、最終回の結末が気になる本作。以前プロデューサーの鈴木亜希乃さんにお話を伺った際(※1)、主演を務める山﨑さんに「救われている」とおっしゃっていましたが、その言葉通り、山﨑さんの存在の大きさを実感させられました。


 台本を見ながら、監督と入念に打ち合わせを重ねる山﨑さんと新木さん。しかし次の瞬間には、どっと笑いの渦が巻き起こります。スタンバイ中に何度もせりふを繰り返して練習を重ねる真剣な姿も印象的でしたが、一方で、共演者の方々とふざけながら笑い合う姿も多く、そんな山﨑さんの姿勢により、現場全体が自然と笑顔になったり、また助けられたりしているのだろうなと感じられる雰囲気が伝わってきました。

 スタンバイする位置が近かった山﨑さん、佐野さん、宮沢さんは、何度も3人で円になって集まり、おしゃべりを始めていました。突然、小道具のカメラを使って山﨑さんが佐野さんを激写し、撮った写真を見ながら話をしている場面も。


●自由人!“真剣佑劇場”から目が離せない!?

 鈴木プロデューサーが「ムードメーカー」とおっしゃっていた新田さん。山﨑さんが感情のこもった長ぜりふに挑戦し、少しぎこちなくなってしまった場面では、カットが掛かると同時に新田さんが山﨑さんを優しく抱きしめることも…。そんな新田さんの“自由人”っぷりを拝見することもできました。

 そして、山﨑さんが真剣な表情になったと思えば…指相撲を仕掛ける新田さん! 勝負の結果が気になります。

 その場でひげダンス的な動きを始めたかと思えば…山﨑さんに接近!

 山﨑さんのコートのボタンに手を掛ける姿にカメラを向けていると…力強い眼力を浴びせられるカメラマン。そんな様子を見て、隣でニコニコと笑う山﨑さん。

 ラインダンスを山﨑さんの目の前で披露。その後、2人で肩を組み踊り始めるお二人。



 山﨑さんは大きなチキンの丸焼きが気になる様子。長い間眺めたのち、手を伸ばすことはなく撮影に戻っていかれました。


 そしてついに撮影が終了! 佐野さん、宮沢さん、高橋さん、小市さん、そして川口力哉さんが大きな拍手に包まれます。まず監督から花束を受け取った宮沢さんは、「本当に楽しい撮影期間でした。Huluの『トドメのパラレル』では勇斗を殺してしまったり、本編では賢人を殺してしまったり…。濃い3カ月でした! 皆さんのおかげです! お疲れさまでした!!」とコメント。

 佐野さんは山﨑さんから花束を受け取り「皆さんの中では僕の年齢が下の方だったので、たくさんお世話してくれてすごく楽しい3カ月間でした。甘えてばっかりでしたが、本当に楽しかったです」と述べていると、山﨑さんや新田さんから「よっ! 名探偵!」とちゃちゃが入ります。“名探偵長谷部”になりきり、笑いを誘った後、「ありがとうございました!!」と大きなあいさつと、深々としたおじぎで締めくくりました。

 続いて新木さんが高橋さんに花束を渡し、笑顔で抱き合う姿は本当に母娘のよう。高橋さんは「ここにいる家族のみんなと離れちゃうのが寂しいです。あと少し、頑張ってください。本当にありがとうございました」とコメント。最後まで美尊のそばに立ち、娘の味方でい続けた京子を演じた高橋さんですが、新木さんを包む柔らかいまなざしが印象的でした。

 そして小市さんの元へ駆け寄る新田さん。花束を渡すやいなやぎゅっと抱き合い、小市さんは「本当にお疲れさまです。素晴らしい才能に囲まれて、めっちゃ幸せでした。そしてスタッフの皆さん、連日本当にお疲れさまです。笑顔絶やさず、集中力切らさず、心を一つにして作品を作る皆さんを見ながら、毎日感動していました。皆さんとお仕事できて、うれしいです。素晴らしい仲間です! ありがとうございました!」と、熱く語りかけるようにその場にいる全員を笑顔で見渡しながら、ゆっくりと言葉を紡いでいました。


 




マッケンインスタより