牛(ウシ)の一部を赤ちゃんに投与![]()
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びっくりしますよね。
でも本当なんです。
赤ちゃんは、胎児の時には胎盤から酸素を
もらっているので、肺を使っていません。
しかし、
産まれた途端に肺で呼吸をしなければ
なりません。
酸素を取り込むには肺が十分膨らむ
必要があるのですが、
「肺サーファクタント」という成分が
足りないと肺が膨らみにくいのです。
※例えば
新しい風船を膨らませる時と、
一度膨らんだ後の風船を膨らませるのとでは
硬さが違いますよね。これと同じ原理です。
一度膨らんだ柔らかい状態にするのが
肺サーファクタントの役割です。
早産でお産まれの赤ちゃんはこの成分が
足りない場合があります。
肺が膨らまないと赤ちゃんは苦しいので、
治療が必要です。
疾患名は「新生児呼吸窮迫症候群(RDS)」
といいます。
肺に不足している「肺サーファクタント」を
薬で補うのですが、(サーファクテンというお薬)
なんと、、、
その薬、、、
牛の肺から抽出されているんです![]()
https://pins.japic.or.jp/pdf/newPINS/00057236.pdf
健康な牛の肺のサーファクタントの成分を
赤ちゃんの気管から肺に直接投与して、
肺を膨らみやすくします![]()
この治療をすると、殆どの場合、
劇的に呼吸状態が改善するんですよ![]()
(RDSの場合)
ウシさん、ありがとう・・・。
最後まで読んでいただき
ありがとうございます![]()
愛を込めて![]()


