こんにちは。
精神科ナースここあんです
久々の投稿となってしまいました。
ここあん、ちょっと、とある資格の勉強をしていまして毎日その勉強で忙しい日々を過ごしています。とある資格はまたいつか書きますね。
我が家のミルくん(記事には関係ございません)
今日は担当患者さんのAさん(30代、女性、軽度知的障害、統合失調症)から突然言われたことを書きたいと思います。
Aさんと衣類の整理している時、
Aさん「一番…」
(沈黙)
ここあん「ん?どうしたの?」
Aさん「…好きです」
ここあん「??。何が好きなの?」
Aさん「ここあんさんが・・・。」
ここあん「私?」
Aさん「はい。今まで私の担当だった〇〇Nsさんや△△ Nsさんより、ここあんさんが一番好きです」
ここあん「あ、そうなんだね。ありがとう。嬉しいです」
Aさん「4月からここあんさん、異動になっちゃうんですか?私の担当じゃなくなっちゃうんですか?」
ここあん「その可能性はあるけど。でも4月までは教えることが出来ないのよ」
Aさん「そうですよね。ここあんさんが担当じゃなくちゃ嫌です」
ここあん「そう思ってくれて…ありがとうね」
Aさん「はい」
突然の告白にちょっと戸惑いましたが、素直に嬉しく思いました。
新年度が始まる4月は病院内でも職員の異動があるので、患者さんにとっては凄く不安に感じる人もいます
今まで慣れ親しんだ看護師さんが異動で他の病棟に移ってしまうんではないかと不安から不穏になってしまう人もいます
なので、新年度に入るまで患者さんに異動のことは知らせないことになっています。
当日は患者さんたちに挨拶して異動という形になります。
当日なら「あ、行っちゃうんだ…」と諦めるしかないからです。
でも、いまだに、何年も前に異動になった看護師さんが忘れられずに「〇〇Nsさん、どうしてる?」と聞いてくる患者さんもいます。
患者さんにとって頼りになるNsがいることは安心なんでしょうね。
しかし、「あの〇〇看護師大嫌い!」という患者さんもいます。
看護師の一つ一つの言葉や表情から何かを感じ取っているのでしょう。
今回「一番…好きです」と告白されて、素直に自分を凄く頼りにしてくれているんだなぁと嬉しく思うNsここあんでした。
4月からの異動はないことを早くAさんに知らせたいです