さとう式リンパケアインストラクター

ゆるかっこいいセラピストの

木戸脇佳子です矢印

 

 

 

高校卒業後

医療事務の仕事をする為

 

病院の寮に入って

仕事をしながら

資格をとりました

 

本当は

美容師になりたかったけど

 

親が離婚したばかりだったので

美容学校なんて

無理だと思ったし

 

医療事務なら

母も喜ぶかなと思って

自分で決めた仕事でした

 

一生懸命やってましたが

どんどん気力は無くなり

でも

それを悟られないように

 

明るく元気に振る舞い

頑張れ頑張れと

自分に言い聞かせ

 

2年経った頃

 

 

激ヤセしてしまいます

 

あまりにも痩せてしまったので

自宅療養となり

 

結局辞めてしまったのですが

 

本当だったら

 

病院が資格を

取らせてくれたので

 

後2年

その病院で

働く事が約束でした

 

その約束も守れず

また

自分を責める

 

ガリガリで

自分でも気持ち悪いと

思うのに

 

いつしか

体重を減らす事に

必死になっていました

 

過食嘔吐にもなり

下剤も大量に服用したので

胃痛がすごくて

 

胃を抱え込みながら

大量の汗を出して

うずくまっている日々でした

 

 

本当に疲れ切って

フラフラで歩けなくなり

明日の朝は

目が覚めるのかな

と思うくらいに

なってしまった頃

 

 

あの父が末期がんで

入院したと聞きました

 

 

もうどうでもいいわ

と思ってたのに

何でなのか

お見舞いに行きました

 

父もやせ細ってしまっていて

あの頃とは

見た目も口調も

変わってしまっていて

びっくりしました

 

父も

やせ細った私を見て

びっくりしていました

 

私達が帰る時には

フラフラの足取りで

点滴をぶら下げながら

玄関まで見送ってくれました

 

あんなに憎かった

父だったけど

父親じゃないと

思ってたけど

 

死んでほしくないと思った

 

ミラクルが

起きることを願って

 

それから

食べる事にしました

 

父は死んでしまいましたが

 

私が治る

という

ミラクルが

起きました

 

死ぬ前に

 

「話したい事がある」

と言ってたのを

 

今でもたまに

思い出す時がある

 

ごめんね

 

が言いたかったのだろう

と勝手に思っている

 

父も複雑な

環境で育ったから

 

愛情表現が超下手だったのだろう

 

 

これで終わったと

思ったら大間違い

 

 

次は

 

妹が

摂食障害・鬱に

なっていきます