昨日、学校から帰ってきた娘が言った。
娘「羽生くん、地元の宣伝かなんかのショートムービーかと思ったら、ちゃんとした映画なんだね。」
私「そうだよ!職場にいる映画ファンが、『中村義洋監督って、丁寧に映画作りする人だよ』って言ってたよ。」
娘「そんなに大した量出ないんでしょう?出るの?」
私「出なくても羽生ファン観るから。去年の紅白の盛り上がり、わかるでしょ?」
娘「出てたじゃん、紅白。」
私「ちらうつりじゃん。もっと、出ると思ってたの!」
娘「ダースベイダー、退治してた。たくさん出てたよ。」
私「あんなもんじゃ足りない。映画は終盤に少し出るらしい。ねえねえ、羽生くん映画でしゃべったら、どうなるかな?」
娘「まあ、できるでしょ。そのくらい。殿様だから、あんまり情感溢れる演技はしなくていいだろうし。」
私「伊達重村って、知ってる?」(娘は歴オタ)
娘「知らない。私が知ってる伊達は、政宗と忠宗くらいだから。」
私「奥さん役、いるかな?」
娘「いない。」
私「なんで断言できるの?」
娘「だってメインじゃないから。」
私「セリフ十二行なんだって。そのシーンではメインかも。」
娘「でもそのためだけに出さないよ、奥さん。」
私「羽生くんに奥さん役、誰がいいかな?」
娘「え~あの殿に、奥さんいるの~?じゃ、子役じゃない?芦田愛菜にしとこう。」
私「え~子供はちょっと~。」
娘「演技の素養のない羽生くんをばっちりサポートしてくれると思うよ。私あんまり好きじゃないけど。」
私「なんで好きじゃないの?」
娘「バラエティに出てくる子役は好きじゃないから。」
私「出てたっけ。」
娘「私の気のせい?あれは芦田愛菜の形をした何かなの?」
私「何言ってんの。ねえ羽生くんどんなセリフ言うと思う?」
娘「写真の顔で、主人公に向かって『あの民の困窮は何とかならんか。』って。」
私「主人公は、商人なんだよ。相談なんかしないんじゃないかな。」
娘「そうなの?主人公、『武士の家計簿』みたいに、末端の役人かと思った。」
私「観に行く?」
娘「行かない。」
私「なんで?『家計簿』も、『献立』も観たじゃん。」
娘「羽生マダムがきっとひしめきあってる。その中に行きたくない。」
私「行こうよ。羽生くんの登場シーンで、笑っちゃうかもしれん。」
娘「にらまれるよ、周りに。」
あ~楽しみだな~。
絶対、娘連れて、観に行く(笑)
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