以前ラジオか何かで、さとっちゃんが好きなお味噌汁の具はナスとネギって即答してて、さすが食通だな〜って思ったことを鮮明に覚えている。


ナスとネギって大体子供は苦手だったりするけど、さとっちゃんは子供の頃からナスとネギが食べれる子だったんだろうか…


ナスとネギなんて大人になって初めて美味しさがわかる野菜に分類されるよな…(偏見)



そんな子供の好き嫌い。


我が娘たちももちろん好き嫌いがある。

…おせちの。



まめこは毎年大晦日におせちを作っている。

(そんなに手が込んだものじゃなく、なんなら市販品もありがたく使わせて頂く)


北海道にいた頃の名残で本州に帰ってきても、おせちは大晦日に作って大晦日の夜に食べる。

(年越しそばと一緒に)



年によって重箱2段だったり3段だったり。


子供達が食べない&人気のないものは市販のものにしたり、味付けの好みを変えていったり、毎年毎年アップデートして我が家なりの完成形に近づいている…と思う。



子供達はカズノコと栗きんとんとなます命。


パパはブリとサーモン命。


簡単なものばかり笑



しかし何年経っても手際が悪いこと。

毎年バッタバッタでなんとか紅白に間に合うくらいに完成している。。


一息ついたら年越しそばを作るが、またてんやわんや笑


落ち着かないまめこの年末の大仕事。


それでも続けているのは、子供達が楽しみにしているからなのもあるけど、日本の文化を少しでも子供達が感じてくれたらいいなという想いもあって。


自分の子供の頃は年末に親戚の家で餅つきをしたり、お正月には食事会があって、ザ、お正月を肌で感じていた。


が、最近は親戚一同の高齢化も進み、大々的に集まることもなくなっていっている…


なので、できる限り日常とは違うお正月っぽさを感じて欲しくて勝手に母がドタバタとやっている。




おせちの話に戻ると、田作りや黒豆はいらないという(家族の)意見もあるが、


田作り→豊年豊穣、五穀豊穣を願って。

黒豆→1年間元気に暮らせるようにと願いを込めて。


それぞれに意味があるのだから、入れない訳にいかないので←、市販のもの(少量)を買うことにしている。

(ちなみにまめこは黒豆大好き)



それらと同じ位置付けなのが、『伊達巻き』


これに関しては、本当に人気がない…

誰も好きじゃない笑

まめこも嫌いではないけど、好んで食べない。

しかし、文化の発展を願う縁起物、入れない訳にいかない。(謎の執着)


けど、市販のものがどうにも口に合わない…


市販の伊達巻きって甘すぎるのか、舌がざらざらしてくるし、頑張って食べて1キレなのだ。


作ったこともあったが、労力のわりに全然食べられなかったし、そもそもうまく作れなかった…。


毎年市販の美味しい伊達巻を探してはいるものの、いつだって最後まで淋しそうにポツンと残っている可哀想な伊達巻き…




そして今年はついに百貨店で高級伊達巻きを買ってしまった。


(1380円…)



これで美味しくなかったら、もう一回甘くない伊達巻を研究して作ることにしよう!