シエロが痙攣発作を起こしたのは3月29日朝、散歩中の事でした。
ブログでは報告していません。ご希望を頂いた方に個別に報告させて頂きました。
手足が突っ張り、倒れた体がガクガク震えていました。
背中をなでて名前を呼びながら、このまま死んでしまうかと思いました。
命に別条はないと判った後も、肝臓の問題に加えて発作持ちだという事を
受け入れて下さる里親さまが現れるのだろうか?と、暗澹たる気持ちで一杯でした。
その日から、一時預かりとして自分なりに引いていた一線が切れました。
在宅時はほとんどケージから出してフリーに。
近くに来たら触りまくり、お腹を出したら撫でまくり。
散歩の引きが強いのを直さず、マーキングも止めさせず。
「 ご縁が遠いなら、甘やかすのは私達の役目! 」と思っていました。
でも、そんな心配は全然いらなかった。
シエロを丸ごと受け入れてくれるママさんが、ちゃんとシエロを見つけて下さいました。
先住犬さんの肝機能繋がりでシエロを見つけて下さり、フード他のご支援を下さいました。
預かりブログでお礼とリンクをしたすぐ後に、先住犬さんが立てなくなりました。
それを知った犬の車椅子工房otomoさん(ココアの兄弟犬ママさん)が先住犬さんの車椅子を製作されました。
車椅子のお渡し日に我が家にも声をかけて頂き、初めてお会いする事が出来ました。
いま思えば運命の初抱っこ


先住犬グレースさんと ナイショ話かな?

車椅子フィッティング 詳しくは→犬の車椅子のtadatomo工房

車椅子工房otomoさん家のゴマちゃん(左)、ゆずさん(中央)、我が家の飼い犬ココア(右)
ゴマちゃんとココアは兄弟でおそろいのぴちぴちウェア


ママさんは最初、一応援者としてシエロを見ていたそうです。
この時会ったのをきっかけに、家族に迎える事を具体的に考えて下さいました。
色々な出来事が歯車のように噛み合って、シエロとママさんの赤い糸が繋がったように思えます。
先住犬グレースさんは車椅子を生活に取り入れたことで益々元気に!
otomoさんの車椅子はこれを機に更にたくさんのワンコと飼い主さんの助けになっているそうです。
大げさかもしれませんが、見えない力に操られている様な、とても不思議な感じでした。
そんなステキなご縁の一端を担えたことが本当に嬉しかった。
ココアと時々ケンカされてハラハラしたけど、
通院が多くて大変だったけど、
肝機能や発作の事をすごく心配したけど、
お届け日は嬉しくて寂しくて複雑な気持ちだったけど、
一時預かりをやって本当にヨカッタ!!
応援して助けて導いて下さった皆様、本当にありがとうございました。