教員生活を終えて。










わたしは

去年から

また教員をやり始めました。

これまでのトラウマがすごくて

避けていたけれど。







その決断をするのに

時間がかかりました。






本当はやりたくなかったけど

何回も来る教育委員会からの懇願の電話。






とりあえずその学校や電車の様子から

「悪くはないかな」と

その基準で

やることに決めました。








途中からだったから

校務分掌の負担もあまりなくて。






担任をして初めて

子どもと向き合う時間が多かったです。

そこが本当に幸せだった。









担任をこれまで5年していたけど

そのときは他の業務に追われて

子どもの話をちゃんと聞く時間がなかった。

余裕がなく、何のために仕事してるのかわからなくなるほど多忙だった。







でも今回は

休み時間も子どもと話す時間があって

何か問題が起きてもとことん話を聞くことができた。

わたしは話を聞くのが苦手だったけど

心の余裕が生まれて

話を優しく聞くことができるようになった。








ここが1番の成長だなと感じます。







どこにいても、

起こる問題は同じで

メンタルずたぼろになる日もあったけど







問題に焦点を当てるのではなく

わたしのことを慕ってくれる子どももいてくれるのだから

そこに焦点を当てて1日1日を過ごしてきました。







最後の日

クラスの子たちから手紙をもらいました。







その手紙を読んでいると

わたしの苦労をわかっている子たちが数人いて

幼い子どもながら

感じ取っていてすごいなぁと思いました。








すべてを終えて

うまくいった!というわけではないけれど








自分は

子どものために全力で向き合ってきたし

何人かはわかってくれていたし

もう十分だなぁと思いました。










そして

刺激ある生活で

面白くてつい笑ってしまうこともありました。

腹から笑ってそれもまた思い出。









本当に大変だったけど

終えて思うことは

わたしは

やはり教える仕事に向いているということ。








教える

話す

褒める

人の成長に気づける

これが自然にできることに気づいた。








次の仕事でも

これを生かしていきたいなぁと

思います。