本日は、阿波藍×美少女図鑑のコラボ企画のため、
徳島県工業試験場をお訪ねしました。
生活科学課の川人さんのご指導をあおぎながら
本格的な藍染を初体験!

課題は【白いTシャツを染める!】こと!
ちょっとドキドキしながら、編集長とチャレンジしてきました!

●すくもから出来た染料の樽が3つあります。
が、毎日微妙な醗酵度合により、それぞれ染め具合が異なるそう。
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●藍染めの液にTシャツを浸けて
空気に触れさせず、液の中でぐるぐるします。
ここで、まんべんなく浸さないと染めにムラができるそう。
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●灰汁で煮詰めて、彩度を上げます。
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●よくよく水洗いをした後、
堅く絞って、脱水機にかけて、アイロンという流れ。
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水洗いに一晩中かけることもあるそう。
洗い水が緑からブルーに変わり、そのうち色がでなくなるまで
相当洗います。
今日は染から洗いまでの工程を2回繰り返し、
約2時間で完成。


●乾いてみると、若干薄い色目になりますが
手塩にかけたぶん、愛着がわくわく。
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ダンガリー風の仕上がりになりました!

こうして、藍染め体験終了!
さて、できあがったTシャツを使って
どんなコーディネイトが登場するか
楽しみ、楽しみ!

いやぁ、それにしても
藍染って、あの深く濃い色彩にまで染めるには
ほんとうに手間と時間がかかるようです。
目で見て、微妙な判断も必要。
700年の伝統をもつ染色はさすがに
その工程も奥が深い。

でもこうして体験してみて初めてわかることが
ありますね。

ぜひ機会があったら
みなさんも一度、ご体験ください。
藍住町の藍の館では、持ち込みもOKだそう。