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注目のジャズシンガー、「平賀マリカ」さん。
日本のジャズシーンを代表する実力派ヴォーカリストさんらしい。
徳島でライブするときは、みなさんよろしく!

さて、ジャズ、お好きですか?
かつて、新宿pit innというお店の上でバイトしてたとき、
お客さんはほぼジャズマンと編集者と役者さんでした。

そのお店のバイトちゃんたちも、
かけだしのジャズミュージシャンか
役者の卵か
前衛詩人か売れないダンサー、でした。

夕べ見た「深夜食堂」というドラマそのものの世界も
すごく身近にありましたね。

そんなわけで、お店には
大きなトロンボーンやトランペット、
テノールサックス、アルトサックスなどが
いっぱいありましたね。

古い話を思い出してみました(笑)

そうそう、ジャズです。
まだまだ私には馴染みやすい
ジャンルではないかな?
それをいえば、シャンソンもそうかな?

平賀さんは。いったい、いくつぐらいから
ジャズシンガーになろうと思ったのかしら。

人は、いつ頃からその道に進もうと思うのだろうか?

先日、佐藤可士和さんの母校(小学校)での授業を見ました。
その日のテーマは「友達をデザインしよう」だったかな?

「我々は作りたいものを作っているように思われがちだけど、
クライアントの声を聞いて聞いて、話合いを毎日続けて
相手のことを知り尽くした上で、デザインする。
とにかく質問を重ねて深堀していく。」と。

最初は相手のことがうまく聞き出せなかった子どもたちも
だんだん、質問が上手になっていく。

一番大事なものはなに?
それはなぜ一番なの?
どうしてそう思うの?
・・・と質問を続けていくと、
その子の考え方や、時にはトラウマや
抱えている悩みや
強さや、優しさが見えてくる。

質問タイムは、それぞれのボードに
質問を書いた付箋紙を貼り、
その上に回答を載せていく、という作業でした。

最終的にみんなが画用紙に描いたデザインは、
それぞれ象徴的であり、具象的であり、
描かれた本人も大満足の仕上がりになっていたよ。

まずは聞く、もっと聞く、するとそこに答えはある(みつかる)。

ユニクロのロゴも、
ステップワゴンのコンセプトも
そうして出来上がった。

子どもたちはデザイナーにはならないかも知れない。
けれど、
物事の本質を確かめるには
とにかくコミュニケーション、
もっと言えば上手い聞き手になるってことは大事だと思った。
小さい頃のいろんな出会いが
人の人生に大きく影響するんだろうなぁ。

大人になっちまったけど、
たくさんの
徳島の
声を聞きたいと思った。