小5娘(ハリ子)と小2息子(クワ太)を子育て中のアラフォー専業主婦です。小5の娘は日能研に通塾中(4年生から通塾)。子どもたちの「学び」をサポートしつつ、家族にとって、私にとって、ちょうどいい暮らしを探す毎日を綴っています。
こんばんは

蒸し暑くなってきましたね。体調を崩しやすい時期ですので、皆さま、どうかご自愛ください。
春に運動会がある学校は、ほぼ運動会が終わった頃でしょうか。この時期、校門の近くで「学校に行きたくない」と言っているお子さんと、その横で何とか説得しようとしている親御さんを見かけることが多いような気がします。
ハリ子とクワ太の通う小学校は、公立ですが荒れてはいないのですが・・・不登校のお子さんもいるようです。
運動会疲れや気候の変化よる疲れが溜まり、新年度の緊張感も薄れ、ダルさを感じる時期なのでしょうか
トボトボと重い足どりで学校に向かうお子さんを見かけると、老婆心ながら、この様子をご両親はご存じなのかな、なんて思ってしまいます。







さて。
掲題、通称「農大一中高」の学校説明会に伺ってきました。広尾学園に続いて、2校目の共学校です。
この学校は、大学や小学校、試験農場なども含めて一帯が「農大村」のような感じでとても広く大きな学校と言う印象がありましたが、1学年180人ぐらい、1クラスは40名を越えないどちらかと言うと小規模な学校なんですね

お教室も見せていただきましたが、教室が広く人数が少ないので机と机の間も余裕があり、開放感があり好印象でした
キツキツの学校も多いですもんねー。

廊下から授業の様子を見せていただきましたが、通り過ぎる見学者に対して、女の子たちはほぼ無関心、男の子たちは気になるのかジーっと廊下側を見ていて、その違いがとても面白かったです(笑)。
男の子も女の子も、派手な子も制服を気崩した子もおらず、真面目で堅実な子が多いのかなーと言う印象を受けました。男の子の方が大人しそうな感じがしました。
以下、備忘録です。






【中等部教頭 紙谷先生のお話】
●教育の特徴:
・教育理念は「知耕実学」。
・アクティブラーニングとして、「エナジード」を採用。「将来・未来に対する問いかけ」をふまえた動画を見た上で、グループワークを行う授業を取り入れている。エナジードのモデル校として、HPにも紹介されている。
・英語教育重視。中1の6月末から50分x6コマx5日=30コマの英語集中授業を実施し(ベルリッツ派遣教員)、中1の2学期よりAll Englishの授業に入る。中2で、河口湖のAll English Camp、中3オーストラリア研修(任意)など、英語教育が盛ん。
【農大一中高での生活、進路実績、入試について 入試広報部長 川崎先生】
●学校生活について
・数学は実学も重視。多面体の作成など。
・理科の実験重視。中2の理科週4時間のうち、1/2以上は実験。農大附属であるため、実験ノートは大学レベル。
・総合学習として、中1で稲作、中2でお米の科学、大豆作り、中3で自分で作った大豆で味噌づくりなど、実学に基づき学んでいく。
・クラスは40名弱x5クラスで、中学3年間は毎年クラス替え。文理クラス分けは高3から。中学の間は均等にクラス分けをし、高校からは習熟度別の授業が入る。
・補習や小テストが充実。算数理科入試など、「得意なこと」で入学してもらうため、入学後に苦手を伸ばす指導をしている。
・高3の授業は午前まで。午後は大学別講習を履修し、大学受験に対応した指導をしている。
●進路実績
・国公立進学を推奨(学年180人弱で56名合格)。
・難関私大への合格実績が増えている。
・大学入学者の平均中退率は10%ほどであるため、大学名や学部名にとらわれず「何をやりたいか」を考えるよう、進学指導を重視。
●2020年入試要項
・去年までとの変更点として、2月2日午後入試に国語を追加。算数(50分)+理科or国語(40分)で受験が可能になる。国語については、2月1日入試の問題に類似、理科は50分から40分になり、小問集合問題がなくなる。
・偏差値は高いが、2月1日午後4科受験が一番合格しやすい。4科受験であっても、国算2科受験のリストにも名前がのり、2科か4科いずれかで合格点を越えていれば合格となるため。







農大ならでは、と言う感じの宿泊行事やイベントも多く、とても楽しそうな学校だなと思いました
体育祭の大根リレーとか、北海道修学旅行の荒巻ジャケ作りやジャガイモ掘りなど…ほかの学校では考えられない行事です。

農大附属ではありますが、内部進学の説明は一切なく、「進学校です」とのお話でした。実際に農大への進学者は平成31年で17人と・・・1割ほどのようです。実際に手や身体を動かして学びたい、共学志向のお子さんにはとても良い環境なのではと思いました。ちなみに、この学校を最近卒業された息子さんをお持ちのお母様いわく、農大への推薦条件が厳しく、それを満たす子は早慶に合格できる、と言っていました。
Active Learningの一貫として行われてる「エナジード」の動画を見せていただきましたが、「人間はやらないことはできなくなる。狩りをしなくなり、狩りができなくなった人間・・・すべてをコンピュータ任せにしていたら、考えることができない人間になる・・・!?」と言うような問いかけがあり、女子校や男子校でこのプログラムを実践するのに比べて、共学校で実践する方が多様な価値観に触れられて良いのだろうと思いました。
ではでは。
今週末は日能研生は育成テストですね。
ハリ子は回転図形に苦戦しております(笑)。しかも、土曜授業4時間なのに、日曜日にどうしても外せない予定があり、土曜午後受験と言うピンチ!!!勉強時間が明らかに不足しております
