心を虜にして離さない歌声と心まで軽やかにする軽快な実力派ダンスが魅力の、

100%「2015 HAPPY NEW YEAR LIVE」が、1月10日東京・渋谷さくらホールにて昼夜2公演開催された。

改めて100%とは、数々の名曲と人気をものにしているTEENTOPと同じ事務所の弟チームであり、

神話のアンディが手掛ける注目のグループだ。


100%とは、「完全体」という意味のEnergetic Boy Groupからきており、

グループ名の通りエネルギーあふれる、躍動的な歌と踊りを指向する20代で成り立つ

男性5人組グループ。

2012年9月18日にミニアルバム『WE,100%』でデビューし、

2014年7月には韓国で「U Beauty」を発表し爽やかな魅力いっぱいの姿で話題になった。


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パワーアップを続け、2014年には2度の来日単独ライブを行った彼らの、2015年初来日公演


内容は歌とパフォーマンスを中心としたもので、四季をテーマに、

100%の楽曲やイベント曲を春夏秋冬の4つの季節にカテゴリー分けして披露した。

構成や選曲から、パフォーマンスまで綿密に準備を重ねて来たのがわかり、

最初から最後まで観る者を飽きさせないライブとなっていた。


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白いジャケットに身を包んだメンバーがステージに登場すると、

まずは「U Beauty」と「You & I」の2曲を続けて歌い上げ、開始早々爽やかで軽快な魅力を披露した。


「せーの、充電完了100%!こんにちはー、100%です!」と全員で挨拶をし、

日本語を織り交ぜながら一人ずつ自己紹介。


メンバーのJONGHWANが今回のテーマについて説明をし、

スクリーンには「SWEET SPRING」の文字が写し出された。


グリーンを基調にしたやわらかい雰囲気のステージで、「Only U」「Flavor」を歌い、

甘くやわらかい歌声に会場中が酔いしれた。

続くJONGHWANのソロステージは、

ラップパートではCHANGBUM、CHANYONGがジョインし、2曲を歌う。


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練習室で撮影されたVTRを挟み、季節は春から夏へ。

白を基調とした夏の装いに身を包んだメンバーが再びステージに登場し、

力強いダンスパフォーマンスを披露。2チームに別れての軽やかでセクシーなSTYLE HIPHOPから、

5人揃っての力強いルーティーンまで、ストーリー性を持って展開された。

Bad Girl」「Summer Hero」など、夏らしい爽やかなナンバーを続けて披露し会場を盛り上げた。


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再びVTRが流れると今度はスクリーンに「FALL IN LOVE」の文字が映し出される。

モノトーンの秋服に衣装チェンジしたメンバーたちは、

「Missing you」「Phone」の落ち着いた雰囲気の曲を歌い上げ、100%の秋を表現した。

また、ROCKHYUNもソロステージを披露し、美しく、力強く、心に沁み入る歌声で会場を魅了した。


そして季節は秋から冬へ。

「HAPPY WINTER」の文字がスクリーンに写し出されると、メンバーのJONGHWANが作曲し、

CHANYONGが作詞を担当した「街のクリスマス」を、JONGHWANのギターに合わせ、5人で歌った。

HYUKJINがソウルフルなソロステージ&スペシャルステージを披露し、

ここまでで会場には春夏秋冬全ての季節が流れた。


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時折、客席に降りて行き、ファンと近い距離での交流を楽しんだ100%のメンバー。

最後は「Beat」「Why」のダイナミックなパフォーマンスでステージを終えた。

春夏秋冬の季節の中で、爽やかで軽やかな100%から、ダイナミックで力強い100%まで、

彼らの実力と魅力を存分に披露してくれた。


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会場に響くアンコールの声に答え、再びステージに登場したメンバー。

未年になぞらえて羊のかぶり物をかぶって登場し、

「僕たち決してかわいい歳ではないですが、かわいく見てください!」とJONGHWAN。


「皆さん今年是非幸せな一年にしてください」とそれぞれ挨拶をすると、

最後にROCKHYUNが「僕たちまだ一曲披露していない曲がありますね?

デビュー曲をまだやっていません」とコメントし、デビュー曲「BAD BOY」を披露。

大盛り上がりの中、「HAPPY NEW YEAR LIVE」は終了した。


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構成を自分たちで考え、常に新しいパワーアップした姿を見せられるよう工夫し、

この日のために丁寧に準備された歌とパフォーマンスをしっかりと披露した

100%のライブは、観客を楽しませ、メンバーの魅力が存分に感じられる内容だった。