「不動産投資!仲の良い仲介店の店員が、また一人退職。真っ当な給料を!」

 

こんにちは!

お馬ちゃんTです。

 

先日静岡県富士市のアパート所有の地主様宅へ。

一緒に地元の仲介会社の車で同行させてもらったのですが

この方とはかれこれ5年くらい富士市でいろんなオーナー様宅へ

お邪魔させてもらったのですが、突然帰りの車の中で

「僕12月に辞めようと思いまして。」

それを聞いた私は絶句ビックリマーク

「めちゃめちゃ家族のため頑張ってるのにどうしたの??」

すると彼は

「実は給料が安すいし、時間の拘束がないわで」

「また休みの日でもオーナーさんから電話があったりで...」

なんか不動産仲介店の縮図を見た気がしたんですね。

彼は今28歳、奥様は少し年上でお子さんが2歳とかわいい盛り。

これからどんどんお金がかかってくるっていうのに

給料が全然上がらない。

まして責務だけはどんどん増えていく。

負のスパイラル状態です。

 

実は今こんな不動産会社が多いんです。

大手と呼ばれるA社、E社、M社などもそうです。

給料が安い→仕事がきつい→辞める→良い人材が入ってこない

ほんとこれの繰り返しなんです。

 

不動産投資家の方がカルチャーショックを受けるのが

この仲介店の担当者のモチベーションというか

仕事に対する姿勢にギャップがあること。

 

私がこの業界で15年見てきてましたが

プライド持って仕事を行っている人って一握り。

10年以上業界で働いている人も一握りです。

それくらい出入りが激しいんです。

最大の理由は

「基本給の安さとなかなか昇給しないこと」

これに尽きます。

 

この原因がどこにあるかというと

不動産会社の社長です。

 

この業界は人を育てるという気質があまりにも

低いんですね。

私もこの業界の前は飲食業に8年いましたから

よく比較してますが飲食業は少なからず

お客様のことを考えてます。

美味しいもの熱いうちに提供しよう。

美味しいものをより安く提供しよう

美味しいものを提供するためにより良い材料を提供しよう。

これ全て顧客主義なんです。

そのために店舗の経営者は従業員に

社長の思いを伝えていくってね。

 

一方不動産業界は基本自分の懐のことしか考えません。

オーナー、来店するお客様、従業員。

これは自身の稼ぎを増やすための道具の1つ。

 

この考え方はおかしいと異を唱えた社長もいます。

この社長はとにかく従業員を大切にする方です。

会社の利益は従業員あってものというのが

染みわたってます。

だから従業員定着率がとても高い。

1つは社長の特徴に従業員の家族を

大切にしていることが大きいです。

例えば奥さんやお子さんの誕生日だと

その日は早く帰らせるとか半休取らせるとか。

そういった給料プラス心遣いができる社長です。

 

この不動産業界はまだまだ各種業界と比べると

地位が低いのが現実です。

それを打破する域でもまずは一国一城の社長が

少しずつ考え方を変えてくれることを願うばかりです。