「不動産投資! レオパレスは意外と賢いかもね」

こんにちは!

お馬ちゃんTです。

先日レオパレス21の中間決算が発表されましたね。

結論から言いますと

「持ちこたえて且つ復活兆しあり」

ってところではないでしょうか。

 

普通の会社とは比較にならないくらい

現預金が潤沢にあります。

額にして「約688億円」

確かに昨年からは減ってますが

金融機関から補修費関連損失分の350億円を

借りいれしたため短期返済を長期返済に切り替えてます。

 

また財務体質の強化を図るために

2つのことを行ってます。

1つはホテル3棟の売却。

2つ目は子会社の譲渡です。

ホテルは3棟で160億円で売却を行ってますね。

これに伴う譲渡益52億円を弾きだしてます。

この方策は理にかなってますよね。

資産を売却して財務体質をスリムにしていく。

売上が低迷した時に一番最初に行うことですよね。

 

それと子会社である「ライフリビング」社の譲渡。

 

こちらは一建設に譲渡してます。

この会社はRC造の投資用物件を首都圏で販売していた会社です。

私もこの会社の方とお取引をさせて頂きましたが

結構のんびりした会社でしたね。

元々は北海道を本拠としていた会社で

仕様が寒冷地用になっていて独特な建物だったと記憶してます。

 

このように早期財務体質をスリム化するところは

あの大塚家具は見習ったほうがいいでしょうね。

それと入居率は80%前後と低迷を続けてますが

実は一番の顧客である法人の割合が60%で推移

昨年から今年にかけて減少していると言われてますが

それでも法人から見るとその使い勝手はかなりのものなのでしょう。

 

このマンスリーの仕組みを作り上げたのは

レオパレスしかありませんからね。

 

本業である建築は確かに相変わらず厳しい環境に

あることは間違いありません。

 

今後の方針としてはひょっとすると

ストック型ビジネスに意向していくんではないかと。

確かに爆発的な売り上げや利益は望めませんが

会社の存続を第1に掲げていくということであれば

60万室以上あるこのアパートを元手に

収益を上げていくことが手堅い経営をしていくための

一番の方策でしょうね。

 

今年は財務体質をスリム化して強化し

来年は入居率アップのための逆襲が始まるかもしれません。