「TATERU そんな簡単につぶれはしない 頭いいしね...」
こんにちは!
おうまちゃんTです。
ここ最近不動産投資関係の
決算が続いてざわざわしてますね
私も不動産業者の端くれとして
色々な心配事、今後のことやらで
相談を頂いております。
で、今日はこの
「tateru」
まあ、去年の問題発覚までは
飛ぶ鳥落とす勢いでしたよね
周りから見ててもこやつら
どれだけ稼いどるんやろってね
ところがあの融資改ざんの件で一転!
落ちるところまで落ちて
株価も急落っすよね
これの一番の被害者は
持ち株会やってた社員のかた
これはレオパレスと同じです。
ほんと持株会って賭けみたいなもんすよねえ。
あ~怖い怖い
そうそう
本題のtateruがなぜ簡単につぶれないかって?
これは決算書から読み取れますねえ。
元々このTATERUは
結構ちゃんとした会社
で、この会社は不動産投資会社ですが
実は
IT企業とってもおかしくない
と言いますのも
私もこの会社の幹部に方と
何度か面談したことあります。
で、ここの幹部は若いのに
とにかく秀才ぞろい
マジ頭良すぎな連中
そんなのが20人くらい中枢にいるって
言ってましたからやっぱすげえ集団。
そりゃあんなスマート家電みたいなシステムを
作ってしまうのですから。
そんじょそこらの不動産投資会社とは
わけが違うってこと。
だから営業連中はアホなことしなければ
とんでもない会社になっていたのになあって
幹部の方と面談した時の
あの賃貸業界の未来は我々が変えますよ!
って言ってた言葉がなあ
でね
今年の決算数字をみてますとね
「自己資本比率が変わってない」
ってことですよね。
2018年と2019年の数字を比較しますとね
〇自己資本比率
2018年 70.1%
2019年 71.7%
むしろ上がってるし
ただ下の数字を拾ってみると
不思議なんですよ。例えば
〇売上(約ですが)
2018年 508億円
2019年 176億円(▲332億円)
〇経常利益
2018年 24.0億円
2019年 ▲69.7憶円
これだけ見ればなぜ?ってなりますよね。
来年はさらに厳しいでしょうからね。
でも簡単につぶれはしないんすよ。
それは単純な話
「在庫処分をしてスリムになっただけ」
バランスシートを見ると
すごくわかりやすいんです
これもここ2年で比較しますとね
〇販売用不動産の資産(在庫)
2018年 127億円分
2019年 49億円分(▲78億円)
〇負債合計(販売不動産もこの一部)
2018年 95.6憶円
2019年 47.6憶円(▲48億円)
ってことなんですね。
要するに
持ってた不動産を叩き売ったことで
それの借金がだいぶと減って
かなりスリムなっちまいましたってこと。
じゃあ今後どうなるのって?
身の丈経営
これですよ
元々彼らは頭脳集団ですから。
株主の方にとっては
面白くないかもしれませんが
会社をつぶさないってことを
考えるとやっぱり
身の丈経営
これ
あの「OYO」と組んだら
結構面白い気がするなあ