「レオパレス21 250億円赤字であと5年くらいか」

おはようございます!

おうまちゃんTです。

 

今日はわたくしの本業の

不動産に関して書いてみます。

 

冒頭触れましたが

「赤字250億円爆  笑ビックリマーク

 

期初の予想は1億の黒字ガーン

これを大幅に乖離してますね。

端的に株主対策。

いやいや金融機関対策でしょうねニヤリ

 

元々レオパレスさんは

2008年のリーマンショックの時にも

メインバンクであるりそな銀行さんからの

支援でなんとか乗り切り

その後は改めて成長し続けてきた経緯があります。

 

ところが先般の偽装問題が

明らかになり大変なことに。

今度という今度は銀行サイドもどうかなあ。

世間が黙っていないでしょう。

 

で、なぜレオパレスさんが余命5年なのか??

 

これは同社が公表している財務諸表から

読み取ることができます。

自己資本が約1500億から約800億に半減滝汗

さらに今年の赤字額250億円

と言っても総資産がそこそこありますから

すぐに倒産ってわけではないです。

ただしもって5年かなと。

あくまで推測ですがねぶー

 

 

まずここ5年のデータです。

業績を見ますと

売上の柱は

賃貸事業であることがわかりますよね。

そうなんです。

レオパレスさんの事業の中心は

今は約57万室以上ある賃貸なんですね。

これ不思議なんですが

受け取り家賃が全て売上になるってこと

まあ部屋も売り物ですから

入居する方が決まれば売り上げになると。

ただ利益ということになると事情が違ってくるんですよね。

昨年の赤字250億はどこからって?

ことですが考えられるのかこの2つ

 

1つ目は赤字の賃貸サブリース事業への引当金

2つ目は偽装問題からくる修繕費

 

1つ目のサブリース事業ですが

入居率がなんと80%しかないびっくり

え?80%も入ってれば御の字じゃねえ

って思いますでしょ。

ところがこのサブリース事業って

結論90%以上入ってないと儲からないんすよショック

マジで!

 

で、80%ってことは相当補填してますよね。

彼ら部屋数は直近9月部屋数と575,780室です

そのうち空いてる部屋は114,749室!

昨年の比べると約45000室も増えてます!

どんどん増える一方えーん

このペースで行くと来年は70%前半になってしまうのでは。

 

もう1つの偽装問題です。

これはまだまだ費用が嵩むでしょうね。

というのも修理しないといけない

建物が全然工事が進んでいないようです。

理由は「修理する人がいない」

で、ただ直す人がいないのではなく

安いから受けたくないってことでしょうね。

ほんと安いみたいですから。

 

実はこの悪循環が

さらなる入居率悪化を招いてます。

と言いますのも

この修理が終わらないと

新たに入居させられない!

 

私も賃貸の端くれとして

仕事してますが

こんな状況下でも

同社で働き続ける方って

すごいとしか言いようがないですビックリマーク

 

来年の決算では

どんな状況になっているのか

興味津々です。