3月11日地震のあった日。
私は、まさに保育中でした…
初のご依頼のKちゃん(9か月)の保育。
14時半頃にお昼ねから起きて、ちょうど泣いてしまった為、抱っこして歌を歌っている矢先。
突然グラグラグラと横揺れ。
もしや大きいかも…思い、抱っこしたまままずは、出入り口の確保の為玄関へ走っていきました。
玄関へ着いて扉をあけると、大きい横揺れ、もう動けませんでした。
必死で抱っこして背中で玄関の扉を押えました。
ようやくおさまったので、ひとまず部屋へ行くと、写真が倒れ、扉は開き、泥棒が入ったようになっていました…
ひとまず、次なにが起こるかわからないと思い、貴重品やタオルなどを袋へ入れ、自分とKちゃんに防寒具を着せ、バルコニーをあけて様子をみました。
もちろん、地震直後にお母様とメールで無事を報告。旦那様からも電話が入り、無事を報告しました。
すると…また余震がグラグラグラ。
今度こそ5階だったこともあり、一人では心配になり、下へ降りていきました。
マンションの1階では、住民の方が集まっていて、話を聞くと、階段にひびが入っているから、次に大きな余震がきたら危ないとの事でした。
ここは、もう戻るのは危険と思って下で様子をみて、お母様へメールをしようとした時、運よくお母様から電話が入りました。
マンションの様子を報告すると、決めていた避難場所で待っていて下さいとの事でした。
(ご両親とも、古いマンションなのでそこを一番心配されていました…)
すぐに、避難場所へ行くと、近所やホテルへ来ていた方など沢山集まっていました。途中から小雨も降ってきたので、駐車場へ移動。その後暗くなってきたので、別の場所を開放してくれそこへ移動。
その間、連絡が取れなくなったので、返信はないけどこちらの状況をメールで送信して報告しました。
結局、地震発生から5時間後に無事にお母様と再会することができ、引き渡しができました。
お母様も電車の中で閉じ込められ、電車から出られてからは、ご実家のお車でなんとかたどり着けました。
本当によかった~Kちゃんもママにあえてホッとしている様子でした。
今回、不幸中の幸い、自分のよく知っている近所でしかもよく知っている避難場所だったので、なんとか乗り切ることが出来たのかも…
そして、周りの方もずっと抱っこしている私の事を気遣ってくれ、優しく声をかけたり、飲み物を買ってきてくれました。本当に、心強かった~☆
そして、Kちゃんも比較的この状況の中で落ち着いてくれていました。
5時間中2時間位寝て、途中ぐずったこともあったけど、泣かずにいてくれた時間も半分以上あったので、本当に助かりました。
今回の地震の教訓として、避難場所の再度確認。
そして、連絡が取れないときの方法(伝言サービス)を確認しておく必要性
を改めて感じました!