最近ちょっと色々調べることがあり、日本における被害者の立場の弱さというものを感じたりしました。
それにしても日本の被害者の現状はひどいものです。
自分は幸いそこまでの犯罪にあったことはありませんが・・・
日本における犯罪の損害賠償例えば身内を殺されたりとか事故にあった時に払われてる率がものすごく低いのはご存知でしょうか。
例えば1億円2億円の損害賠償が出ても、強制執行ということができないようです。
なかなかまず例えば給与とか強制的に引き落とす、など難しいらしく、実際払われてる金額はものすごく少ないそうです。
そもそも支払い能力がない加害者も多いとか・・・
いわゆる逃げ得、ということになります。
これは全然ダメだと思うんです・・・
そもそも被害者というのは、犯罪などによって、心に傷を負ったり、身内がなくなって生活のお金がなくなってしまったり・・・
つらくて将来が不安で、仕事に気持ちが向いてる状態でなくなったという方が多いと思います。
お金で人が帰ってくるわけではありません。
犯罪が起きる前の状態になることはできませんが、少なくともある程度のお金がなければ立ち直るすべもなかなか見つからないと思います。
これを知って、もうちょっと強制的に払わせる方策を考えるべきでは、と思いました・・・
裁判所も、判決を下すまでは仕事ではないとしみじみ思うんです。
もし犯罪を犯して重大な損失を与えてしまったのであれば、やはり被害者の方には自分の払える範囲例えば月給の1/3でも1/4でも本当にいくらかずつでも、強制的に払う仕組みが必要だと思います。。。
そもそも自主的に払うなんてことなかなか期待してはいけないのかもしれません・・・
なのでやはりここは強制力が必要ではないのかなと思うんです。
こういったこともニュースで明るみになるまでは全然知らなくて、損害賠償の金額=被害者がもらえる金額だと思っていました。
でも実際払われてないケースが多々あると知り、被害者の人たちは傷ついた心やボロボロの体で生活を続けなくてはいけないケースも多いと知りました。。
ちょっと悲しすぎるなと感じて、自分に何かできないものかと考えています。
と言って強制的に払わせたりそういった方向になるとまた法に触れる可能性もありますし、素人では難しいですよね・・・
こういった時のための弁護士さんであっても、それが手が及ばない範囲にあるとすれば一体どうしたらいいのかと思います。
なんだか思っているよりも泣き寝入りの数が多そうで、いろいろと考えてしまう最近です。