骨折したわが子。
「上腕骨顆上骨折」の診断名で、そのままギブスだけでは治らないとのことで、プレート(針金)を入れて骨を固定する手術を行いました。
それから何度も通院して、約二か月後にプレートを抜く手術となりました。
またも大変な入院、手術でした
しかし今回は、前もって分かっていたため、前よりは。。。ましかなという感じでした。
病院も、個人個人は優しい看護師さんたちなですが、全体としては「病院の都合」を前面に押し出してくるという感じで、なんだかまたもストレスはいっぱいとなりました。
しかし、手術自体も前ほど大変でないとのことで、本人の負担も少ないようでした。
それでもしっかり全身麻酔、前日から入院、絶食のフルコースではあるんですが・・・
でも情け?なのか夜にゼリーを許可してもらい、手術が終わった夜に食べたゼリーは至福の味のようでした(笑)
そして退院の手続きでもらった明細で、改めて驚きました。
3日間の入院で、実際月をまたいでいたので、これプラス3万円で、約26万円・・・
前回の入院でも約30万ほどかかっていました。
入院や手術って高いんですね。。。
特に手術代が、手術が8万円、麻酔代が8万円でした。
それはもう、専門技術ですからね・・・・・
子どもは子供医療費として、健康保険から出るので払わなくてよいのであり(諸経費は支払いました)
大人はこれの3割は払っているわけで。
26万円の3割・・・78000円。
となると、前の手術と今回の手術で、16万円ぐらいは払うわけです。
でも、全額払うとしたら・・・・・約50万円ですよ
う~ん・・・
健康保険もだし、医療保険が普及するのもよく分かると感じました。
成人の場合その間仕事もちょくちょく休まなければだし、働く日数が減って、家事も家のこともろくにできず・・・
自炊もできず、お風呂もまともに入れず、子供の世話もできず・・・
それらの協力が得られる人がいなければ、お金を払ってお願いするしか選択肢がない場合もあり・・・・
そのうえこの出費。
骨折がきっかけで、あっという間に窮地に立たされる人もいるんだろうと改めて感じました。
でも反面、今まで払ってきた健康保険料って、こうやって子供がけがをしたり、大病になったら初めて報われるんだなと感じます。
健康な方であまり病気もかからず、子供もいなかったら払う額のほうが圧倒的ですよね。。。
私も子供を産む前は、健康で病院にはほぼかからず、それなりにいい支払者だったと思います。。
今はその恩恵を受ける側ですが、20歳~40歳ぐらいまでは、特に男性はひたすら支払う側の方が多いですよね。

いろいろ考えるものがありました。
自分がお世話になっているクリニックでも、院長が健康保険についてのコラムをいろいろ書かれているようです。
http://www.kazemoto.com/essay/
それがきっかけで、私も「いざというときにありがたい!健康保険」というだけでなくて、支払っている金額、治療の内容、高齢化・・・について考えることがありました。
今回はまた、別の局面を見た感じです。![]()
今後どんどん少子高齢化が進んで、年金だけでなく健康保険も厳しくなっていきますよね。
普段漠然と払っている健康保険料、そのことを目の当たりにするのは、自分がその恩恵を受けるときです。
でも普段の支払っている額のほうが、圧倒的に多い方のほうが多いわけです。![]()
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漠然と支払うのではなく、結果は同じとしてもいろいろなことを考えながら行動したいと感じます。![]()
