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どうして みんなが 幸せなの?
この世界のこと 聞きたいって、知りたいって
水辺の公園で みんなが耳を澄ませて
わくわくするね ねぇ、オンディーヌ?

ハイハーイ!
さあさあ、みなさん 教えてあげまーす!
みんなが気になってること 疑問に思ってること
ぜーんぶ 教えてあげまーす!

えー、みなさんが 幸福なのは… 義務なんです。
幸せですか? 義務ですよ? 果たしてますか?
我々、幸福安心委員会は みなさまの幸せを願い そして、支えまーす。

幸福なのは義務なんです
幸福なのは義務なんです
幸福なのは義務なんです
幸せですか? 義務ですよ。

ですから、安心して義務を果たすように!
みなさまの幸せが 我々の幸せ。

幸せですか? 義務ですよ? 果たしてますか?
幸せじゃないなら…

絞首 斬首 銃殺 釜茹で 溺死 電気
火炙り 生き埋め 薬殺 石打ち 鋸 はりつけ
好きなのを 選んでね♪

ハイハーイ!
さあさあ、みなさん 幸せだけが満ちてまーす!
不安とか不満、なにひとつないでしょー?
コワーイ、恐いわー
幸せすぎて、恐いわー。

ホントに みんなが 幸せなの?
この世界の外 行きたいって、逃げたいって
水辺の公園で みんなが耳を塞いで
ビクビクしてた ねぇ、ウンディーネ?

ハイハーイ!
さあさあ、みなさん 死にましたー!
オンディーヌをふった騎士は 死にましたー!
葬儀に出るなら、向こうに並べ!
それ以外は 幸せに暮らせ! 以上

幸福なのは義務なんです
幸福なのは義務なんです
幸福なのは義務なんです
幸せですか? 義務ですよ?

幸福なのは義務なんです
幸福なのは義務なんです
幸福なのは義務なんです
幸せですか? 義務ですよ。

義務なんです 義務ですよ? 義務なんです 幸福なのは義務なんです
義務なんです 義務ですよ? 義務なんです

幸せじゃないなら 死ね


名も無い時代の集落の

名も無い幼い少年の

誰も知らない おとぎばない

産まれついた時から

忌み子 鬼の子として

その身に余る 罰を受けた

悲しいことは 何も無いけど

夕焼け小焼け 手を引かれてたさ


知らない 知らない 僕は何も知らない
叱られた後のやさしさも
雨上がりの 手の温もりも
でも本当は 本当は 本当は 本当に寒いんだ

死なない 死なない 僕は何で死なない?
夢のひとつも見れないくせに
誰も知らない おとぎばなしは
夕焼けの 中に 吸い込まれて 消えてった


吐き出す様な暴力と

蔑んだ目の毎日に

君はいつしか そこに立ってた

話しかけちゃだめなのに

「君の名前が知りたいな」

ごめんね 名前も舌も無いんだ

僕の居場所は 何処にもないのに

「一緒に帰ろう」 手を引かれてさ


知らない 知らない 僕は何も知らない
君はもう子供じゃないことも
慣れない他人の 手の温もりは
ただ 本当に 本当に 本当に 本当のことなんだ
やめない やめない 君は何でやめない?
見つかれば殺されちゃうくせに
雨上がりに忌み子がふたり
夕焼けの 中に 吸い込まれて 消えてった

日が暮れて 夜が明けて

遊び疲れて 捕まって

こんな世界 僕と君 以外

皆いなくなれば いいのにな

皆いなくなれば いいのにな

知らない 知らない声が聞こえてさ
僕と君以外の全人類
抗う間もなく 手を引かれてさ
夕焼け 中に 吸い込まれて 消えてった

知らない 知らない 僕は何も知らない
これからのことも 君の名も
今は 今は これでいいんだと
ただ 本当に 本当に 本当に 本当に思うんだ

知らない 知らない あの耳鳴りは
夕焼けの 中に 吸い込まれて 消えてった
過去の少年と手を繋いで 仲良く歩く美化道

ほかの奴らの相手は また今日も変わっていく

そんな人生が楽しいかい? 僕の人生が正しいよ

だってだって僕はずっと 一途なんだ偉いでしょ?

忘れました達成感 失いました恋愛感情

頼りなのは過去の 僕だけ

歴史を止める唄を唄うよ
僕の僕のこの左の手首から
赤い赤い唄を唄うよ
心の涙が雫になって
落ちていくのは

この星


歴史を刻む一人になって

どれほど世界を変えれただろう

手を離すのもできないのに

馬鹿なこというなよ

こんな人生寂しいです

満足なんかしてませんよ

でもでも今までの僕に納得はしてるよ

僕は変わりたくないから

僕はかわらないままでいるのに

周りが変わってるから

僕がけが変わってるみたい

大嫌いな世界を見てきた
僕の僕のこのふたつの瞳から
青い青い唄を唄うよ
本当の涙が雫になって
落ちてくのは


皮肉にもこの

僕の嫌いな

たったひとつ

望まれて生まれた命が

確かにある場所で


大嫌いな自分の唄を唄うよ
僕の僕のこの冷たい喉から
黒い黒い唄を唄うよ
本当の言葉が鋭くなって
突き刺さるのを見ててよ

逃げたくて
ただ逃げたくて
僕の僕のこの
たったひとつの身体から
赤い赤い唄を叫ぶよ

本当の自分を自分で絶って


墜ちてくのも


この星

この地球(ほし)

ひとりぼっち