我が社の従業員は 組合で守られてる


まさか自分が こんなにいろいろ 福利厚生を 利用することになるなんて思ってなかったけど


本日、 短時間勤務の申請を 提出してきました


介護のため 定時19時が 17時にできる


もちろんその分 お給料は減るけれど まぁ 何とかやっていける範囲でしょう?


介護休暇の制度もあるけれど さすがにこちらは 生活の危機に陥る可能性が


申請しようと思ってることを 母親さんに伝えたけど 彼女は彼女なりに複雑な思いの様子


 「そりゃ 嬉しいけどね。早く帰ってきてくれたら安心だし。


  でもそれでまた ○ちゃんの負担が増えるんじゃない?


  職場の人だって、困るんじゃない??」


 

 「ワシね、ずっとやりたいように生きてきたの。ずっと母親さんのスネカジリで、楽しいことだけして過ごしてきた。

  

  若い頃なんて、ホント母親さんに遊ばしてもらったようなものなの。

  

  ほんのちょっと前に、生活は180度急展開しちゃったけど、ワシがやりたいように生きてるってのは、


  実は何にも変わってないんだよ。


  ワシの今やりたいようにってことは、母親さんとずっとこのまま、過ごしていくことなんだよ。


  そのために、利用できる制度を利用するだけなんだよ。


  周りなんて関係ない。仕事は一日2時間短縮する事で、


  負担やあおりは増えることもあるだろうけど、何とかなる!


  こんな思いは、そういう状況に置かれた人にしかわかり切れない事が分かったし、ぼちぼちやってくし。

  

  ホントは介護休暇を取りたい位だけど、生活していけなくなっちゃうもんね。


  この年まで、適当に生きてきて、たいした貯えもなく、欲しい物何でも買ってあげるくらいできなくてごめん」



 「なんか。ママのお腹から出てきて、こうして大きくなって、こうしてママを面倒見てくれて、


  看病してくれてる事が、夢みたい」



 「ワシね、今回こうなってホントに 家族の大切さを知ったの。ちょっと遅いんだけどね。

 

  でも、こうならなかったら、こんな気持ちで毎日過ごすのって、軽く10年は後だったと思う。


  今なんて、いつも母親さんに会いたいんだよ。家出た瞬間、もー会いたくなっちゃうんだもん。

 

  まー家族がゆえに、イラっともするし、叱り飛ばしたり、喧嘩もするけど、すぐ元通りになれるもんね。

 

  もしも、この場所に旦那や彼がいても、上手く行ってなかった気がする。


  相手のする事や思いと、ワシの思いがイコールとは限らないもん。なんか上手いこと言えないけどさ」



母親さんは うんうん頷きながら聞いていたー


まぁ。ぶっちゃけ まな板の上の鯉 状態(笑)


申請通るまで、時間がかかるらしいけど


近いうちに、ワシの時間のゆとりはできそうだ