いつも通りの一日が終わったはずだった
夕方 母親さんに電話してしゃべったら
患部が痛いって
痛み止め飲んで眠ったって
痛いときは眠るに限る 寝ている間は痛くないし
痛すぎたら寝れないもんね
本日も定時で上がり、お買い物して帰っても19時40分でした
早く会いたくて 少しでも一緒に居たくて 飛んで帰る毎日の最近
今日だって、いつも通りのはずだった
洗濯とかもしてあったし 灰皿もピカピカになってた
帰った時は お昼、食いきれなかったお食事を チンし終わって運んでるとこだった
ヘルパーさん帰ってだらだらしてしまったのを
ワシが帰る頃に 慌ててちゃきちゃきしだす母親さんww
いつも通りのはずだったのに
ワシは 明日の入浴介助に備え シャワーがてらの風呂掃除→晩酌 つまみキムチ
あー
ちょっと話それるけど 我が家では 意味ない掛け声があんの
ワシ 『ママーー ヤッホー!!』
母親 『ヤッホーーー♪』 手を振るの
ヤッポー だったり アッホー だったり ばかみたいだけど そんなコミニュケーションがあんの
いつも通り、台所から 呼び捨てで 『ヤッホーーーー』って言った
??
無反応
何度も言ったけど、ずっとテレビ見てるし
近づいて、触れて、呼んでみたけど、ずっと座ってテレビ見てて 目も合わないの
明らかに何かがおかしい
お茶碗とお箸 持ったまんま じーーーっとテレビ見て固まってる
脳にも癌が居るから
とうとう ボケのような症状がでてしまったのかと不安になり
とりあえず無理やり 寝かせてみた
心ここにあらずな 母親さんに 不安になり
訪問看護師さんの 緊急電話にかけてみた
24時間かけていい携帯でね、看護師さんが交代で持ってんの
必要あらば 駆けつけてくれるし
指示も仰げるよ! って制度なんだけど
実際あんまし使ったこと無い
でも 今日はとりあえず来るってことになり 待ってた矢先
痙攣が始まった
びっくりするわ 怖いやらで パニックになったけど
看護師さん待ちきれず、119番
泡とか吹くし 怖かった
早く誰かが来て欲しかった
そのうち 救急車の音が近づいて来たから
迎えに出たら ちょーーーいっぱい居るんですけど!!
救急隊員さん 6人ぐらいが一斉に我が家に入り
処置する人 ワシに聞く人 指示される人
新人研修とかだったような? 怒られたし
とりあえず 床が抜けるかと思った
参加人数MAXの 立食パーティのような
とりあえずは 現状を上手に説明できたようで、無事かかりつけのお医者様に搬送
処置が施され どれくらい待ったかな
状態は 去年の7月終わりと同じ 、、と思われる(現状)
麻痺を止める薬 などなどを点滴され みるみる管まみれ
処置終了後 呼ばれてから ずっと 呼びかけてた
遠くに行っちゃわないように
ワシの声に気づいてくれるように ずっとずっと 話しかけて呼びかけて
応援して
たまに 手を動かして 暴れそうになる
ホント夏と一緒
針刺してるから おとなしくして欲しいのに
血管も だいぶ使い込んでるから 今は手首近辺に刺すの
ちょっと手を動かすと 針が変になっちゃうんじゃないかとか 心配したり
前も思ったけど、看護婦さんって結構 あらあら~ なんて言って
ワシの心配を よそに 平静 的な
まぁ こんなことじゃ 大事に至らないんだな と理解
とりあえず このまま入院の運びとなりました
前回の 救命救急センター でなく(混んでるらしい ナース2人で7番目だったとか聞こえた)
ICUに 入りました
こないだの 皮膚科通院の時も 初めての領域だったけど
こちらもまた その類
こんな場所あったんだー 的な
並ぶは手術室 長ーい廊下を 永遠歩く
迷うし!!!
とりあえず 手厚い看護はしてくれそうです!
先生からの説明
状況は 夏の緊急入院と同じと考えられるとのこと
痙攣を抑える薬を使用したが、また出るかもしれないとの事(夏はでなかった)
痙攣が出た時 呼吸が困難になったりするかもしれないとの事
このまま 昏睡したままかもしれないとの事
延命措置の確認もありました
『あくまで 僕個人の意見ですが・・・
ずっと頑張ってきたお母さんです
もしそう言う必要に駆られる状況になったとき
僕なら 楽にさせてあげたい と思います
さらに 辛く頑張ってもらうより 楽にさせてあげたいと思うと思います 』
夏のあの時より かなり 深いんですけど!!
それとも 聞かれたっけ? なんかよく解らなくなった
でも かつてのばーちゃん時も
我が家は 延命措置の道を選ばなかった
人工呼吸器を入れたら、抜くのには 殺人行為なんだっけ?
心臓マッサージの すごいバージョンとかあるんだっけ?
やっぱりワシも モルヒネの決断をしました
痛みも辛さも無く 深い呼吸ができるらしい
通常なら ありえない呼吸らしいけど きっと 幻想状態なんだろうね
モルヒネ入れたら 復活することはまずないらしい
でもそれは、 そうなったときの 選択の確認だから
復活の兆しがあるうちは 精一杯出来ることをしてくれると
約束してくれました
ICUに入り、またずーっと呼びかけてた
一回ね、目を見開いて 手をぎゅーって握った
それからは うーーん うーーーんって 寝言みたいな感じで反応は得られなかった
今日のICUは 患者さんが少ない割りに 看護師さんが多くて 手厚い感じ
きっと土曜日 日曜日と手術がお休みだからだね
気が付いたら 1時回ってたしー
明日は10時には 会いに行っていいらしい
それまでには 何個か検査済んでるだろうと
いつのも主治医にもあえるだろうし
また 無事に帰れるように 祈るばかりです
浴衣とか 引っ張り出して 支度をすることにします
こんな時の ビールっておいしくないね