【映画感想】『哭声/コクソン』(85点) | とにかく暇なわたしの映画・ドラマ感想ブログ

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たくさん映画やドラマを観ているので、感想をまとめておきます
ネタバレしない内容になっています

おはようございます!

今日も爽やかな朝です。

朝起きて、窓を開けたらオレンジ色の朝日がスーッと射しておりまして。

いい気持だなぁ〜と深呼吸をして始まりました。

11月2日、木曜日。

 

今日は『哭声/コクソン』のお話です。

『哭声/コクソン』は某大手映画配給会社に勤める学生時代の友人が、

ほんっとうに面白かったと言っていて。

私は彼女のレコメンドは結構信頼しているので、

観ようと決意した作品です。

そもそも監督がナホンジンということもあり、

『チェイサー』が最高の映画だったので、

『哭声/コクソン』も期待しておりました。

しかしながら、彼女の説明がなんとも不可解。

「ゾンビとか、祈祷師とか、國村準とか。とにかく色々すごいから観てみて!」

ゾンビ?祈祷師?(その時は國村準には反応もせず)

私はチェイサーのようなクライムサスペンス物を韓国に求めていたので。

うーん、ちょっと腰が上がらないかも、と思い放置しておりました。

 

そしてからしばらくして。

どんな経緯があったか忘れましたが。

会社仲間のGさんとM子と、会社帰りにもう渋谷でしかやっていない『哭声/コクソン』を観に行ってきました。

3人のLINEでは頻繁にいい映画やドラマの論議をしていて。

『チェイサー』がみんなの中で満場一致の傑作で。

確か『チェイサー』熱が高まった延長で『哭声/コクソン』を観てきた気がします。

違ったかな。

 

渋谷のアップリンクっていう、

おしゃれで、席も1個1個ソファになっているような映画館でした。

いよいよ『哭声/コクソン』が始まる。

わくわく。

 

予告を観て頂ければ分かると思いますが。

期待しているけど、どんな内容かよく分からない。

こんな映画あります?

無いですよね。

だから、私はわくわくしながらも、

もしつまらなかったらどうしよう・・・

2人に申し訳ないな・・・

なんていう不安も抱えつつ、映画が始まったわけです。

 

2時間半を超える作品でしたが。

全く飽きることなく、

あっという間に終わりました。

『哭声/コクソン』

 

ある村で連続一家殺人事件が起こる。

いずれも犯人は身内。

彼らの動機は何なのか。

全く不可解。

分かっているのは、犯人がゾンビ化していること。

 

警察は捜査を進めていくうちに、謎の日本人に出会う。

大学教授だという謎の男。

この男は犯行現場に必ず訪れていた。

 

その頃、事件が発生している村では、

悪霊払いが行われていた。

祈祷師を雇い、悪霊を追い払えば、事件は起きないと信じていたのだ。

 

警察と謎の日本人と祈祷師。

 

事件の本質は何なのか。

 

これが『哭声/コクソン』のあらすじです。

 

ね、よく分からないでしょ?

それが『哭声/コクソン』なんですよ。

 

でも超面白い。

國村準とか祈祷師とか、

もうほんとなんなの?って感じにすごくて。

笑っちゃうサスペンス映画です。w

 

馬鹿にしているんじゃないですよ。

あっぱれ的な笑いです。

 

よくこんな作品をオリジナルで作ったよ。

ナホンジン天才。

映画って、エンターテイメントなので、

エンターテイメントとしての役目を果たしているかって、結構重要だと思うんです。

割と高いお金を払って、

わざわざ足を運んで、

一定の時間を拘束される娯楽ですから。

 

ナホンジンは、それをきちんと理解できて、

その責務を果たしている監督ですね。

 

「面白い」っていう言葉がぴったりの映画じゃないでしょうか。

 

この映画を観て、私は國村準の素晴らしさを再確認と言いますか。

素晴らしい俳優さんだとは知っていましたが、

きちんと向き合って、「この人はすごい!」と思わされた瞬間でした。

國村準はすごい。

 

で、こんな話を先々月ぐらいに友人に語っていたんです。

『哭声/コクソン』すごいよー。國村準やばいよー。って。

そしたらですね。

その日の夜そのままその友人と六本木で焼き肉を食べに行ったんですよ。

一緒に同席している外国人の仲間が若干うるさくて、

周囲のお客様にご迷惑をお掛けしてたんですね。

それで冷や冷やしていたわけです。

怒られたりしたらどうしよう。

そして、私は周囲をちらちら確認しておりました。

みんな怒ってないかな。と。

 

その中にですね。

いたんです。

國村準。

 

こんな偶然ありますか?

 

そもそも國村準に偶然出会うなんてこと、

ほぼゼロに近い確率だと思うんですけど。

たまたま『哭声/コクソン』を熱く語り、彼の話を熱心にしていた日に、

普段は全くいかない場所で、彼に会った。

 

運命。

これは運命ですね。

 

そんなこんなで。

『哭声/コクソン』は私にとって運命的な映画となりました。

 

私の個人的な話は置いておいて。

とにもかくにも。

『哭声/コクソン』ってなんなんでしょうね。

 

テンポよく一気にガーッと観終えて。

その後。

で、結局なんなんだろう?

うーん、あれかな、これかな?

誰かと話がしたくなる。

そういう映画なのです。

一筋縄ではいかない、映画として最高な余韻を残してくれる作品です。

 

安定の俳優陣の演技力も大したもんです。

特に子役がすごい。

もうAmaizingの世界です。

 

韓国ってやっぱりすごいな。

想像を超えたものを作ってくるもの。

 

私もそういう人間になりたい。

予想外。

想定外の人間に。

 

クスっ。

 

何言ってんだか。

 

明日から3連休ですね。

今実は新たにはまっている『W』っていう韓国ドラマが超佳境なんです。

これを書きながらも熱心に観ているのですが。

もうやばい。

やばすぎて先を見たいような見たくないような。

そんな感じのドラマをこの3連休は一気に見るのだと思います。

 

相変わらず想定内の女です。

 

結構韓国語が分ってきて、

無駄な時間ではないと、思います。

無駄にしないためにも、ペラペラになってやる!韓国語!

 

・・・英語もやらないとな。

 

では今日も一日頑張りましょう!!

 

本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

またお会いしましょう。감사합니다!