とにかく暇なわたしの映画・ドラマ感想ブログ

とにかく暇なわたしの映画・ドラマ感想ブログ

たくさん映画やドラマを観ているので、感想をまとめておきます
ネタバレしない内容になっています

アンニョンハセヨー。

本当にお久しぶりです。

 

わたし、秋が大好きなんですけど。

秋、ありました??

気付いたらもう冬。(というか夏が長かった)

 

最近は仕事やそれ以外でも色々と考えることが多かったのですが。

それ故にブログを書くことから離れてしまっておりました。悪循環。

ようやくいつものサイクルが取り戻せてきたなといった感じなので。

ここから年末に向けて、たくさん見てきたドラマの感想を書かなければと思っております。

 

今年も良作がとても多かったですね。韓国ドラマ。

 

わたしはもうかなりの年月韓国にハマっておりますが、

韓国アイドルと言えば、でも悲しい事件も多いですよね。

自分の推しではなくとも、有名なアイドルや俳優が自殺してしまうニュースは本当に心が痛いです。

 

今の推しも、過去鬱病とパニック障害を患ったことがあり、

その時の彼のメッセージは本当に悲痛で、可哀そうでしょうがなかったです。

(今は元気になって本当によかった😢)

 

日本の芸能界でも最近は耳にするようになった鬱病やパニック障害。

 

『今日もあなたに太陽を~精神科ナースのダイアリー』は、

心の病にかかった人たちが通う精神科病棟で働く、ナースたちの奮闘記を描いたドラマです。

 

 

心も体と同じく、病んでしまったら、治療が必要。

 

このドラマの主役はパクボヨンが演じる若手ナース、ダウンです。

ダウンは元々内科のナースでしたが、4年目になるタイミングで精神科に異動してきました。

 

パクボヨンは割といつも天真爛漫で元気な役が多いと思いますが。

今回もそういう役でぴったりだと思いました。

こういう看護婦さんがいてくれると、優しくて、元気をもらえて、ありがたいですよね。

パクボヨンが演じるダウンが様々な患者さんと向き合って、色々なことが起きていくお話しです。

 

ダウンは共感性が強いので、患者さんの気持ちに寄り添うことができる、優しいナースです。

 

パニック障害や鬱病などの患者さん目線の描写を描いているドラマって、

今まであまりなかった気がするのですが。

このドラマは患者さん目線が(もちろん個人差は大きくあると思いますが)、

ああ、こういう感じなんだ・・・となんとなく体感することができます。

 

パニック障害って最近聞く機会が増えた気がするのですが。

自分が思っていたのと少し違ったというか、想像以上に深刻でした。

こういう感じなんだと思うと、そりゃ電車乗ったり会社来たりは厳しいだろうなと思い、

自分が結構メンタルやってた時期、ひょっとしたらこれは病名とかつくレベルではと思っていましたが。

パニック障害ではなくどちらかというと鬱に近かったなと思いました。

 

体以上に、心の方が頑張っちゃって無理しちゃって、気付いたら深刻、みたいなこと多いですよね。

このドラマに登場する患者さんもみんな、気付いたら重度、といった人が多かったです。

 

好き好んで病気になるわけではないので。

病気になったらちゃんと治療することが大事。

 

1話~2話ぐらいの尺で、1人の患者さんにスポットがあたって、ストーリーは進行していきます。

全12話でしたが、重厚感がありつつも、長さを全く感じない良質のドラマ。

 

パクボヨンはまじで演技上手いですね~。

ただの天真爛漫ではいられない業務内容ですし、立場なのですが。

前半と後半はもう別人かよってぐらいの演技をされておりました。

 

とにもかくにも演技が上手すぎる。

ダウン本人にしか見えませんでしたね。

 

そして他のナース仲間や上司もまた良かった。

みんなそれぞれ大変なんですよ。

仕事以外のことでヘビーな悩みを抱えている人も、実は多い。

 

でもだからこそ、患者さんを始め、人に優しくできるんだなあこの人たちは。と思いました。

事情は違えど寄り添うことができるのは、痛みを知っているからなのかな。

 

先生たちはもっと理系と言いますか。

病気と向き合って、治療することに専念しているわけで。

看護師さんたちは、もうちょっと文系と言いますか。触れ合うことでサポートしていく感じでしたね。

患者さんのご家族に対しても。

 

このドラマはこれまでの医療系のドラマよりも、

なんかいつも以上に患者さんと看護師の関係が深かった気がする。

 

詐欺に遭ってしまった女の子の話も、会社で上司にいじめられていた人の話も、試験勉強に追い詰められてしまった人の話も、全部が悲痛で、可哀そうでした。

あんな状況に陥ったら、病んでしまうよ。そりゃ。

 

ケガをした人や病気になった人が病院で治療をするように、

心に傷を負った人が病院で治療をすることも当たり前。

隠すことや、恥ずかしと思うことではないなと、このドラマが教えてくれました。

まだまだ偏見が多いですよね。

私も少なからず、そういう偏見を持ってしまっていました。よくない。本当に。

 

このドラマは、キャストの方々も豪華で、演技も上手すぎでした。

見たことのある名優さんばかりでしたので、

めちゃくちゃ世界観にはまり込んで見れましたね。

 

個人的にはお久しぶりですのヨンウジンが、

『39歳』の時とは全く違う、ちょっと変わり者のお医者さんででてきたのも嬉しかったです。

優しいんだけど、変わってて、芯がある、いい役でしたね。

こういう役もまたやって欲しい。てかもっとドラマに出て欲しい!よろしくお願い致します。

 

そしてユチャン役のチャンドンユン!!

ダウンと幼馴染の役なんですけど、めちゃくちゃよかった!!!!!

好青年なんだけど、ほんと、ありのままの等身大の若者を演じきっていましたね。

ダウンとの絡みが可愛らしくて微笑ましかったです。

今後もっと活躍して欲しい。

 

でも、このドラマで一番の好演は、

患者さんのキムソワン氏を演じた、ノジェウォンじゃないでしょうか。

彼に本当に泣いた。

彼の演技を見るためにも、このドラマを見ることをお勧めします。

 

最近は色んな後輩をみたり、人と関わったりすることが多いので。

人を大切にするってどういう風にしたらいいんだろう、ということをよく考えます。

サポートしたいっていう気持ちがなんでしょう、みなぎっていますね。

アラフォーってそういう時期なんですかね。

 

あとは推しのこともそう。

過去に鬱病とパニック障害を患ったことのある人なので、本当に無理はしないで欲しいのですが。

無理をしないように、自分を大切にしながら、丁寧に活動をしている様子を見て、

そんな姿も尊敬しています。

自分を大切にできない人は、他人も大切にできませんから。

彼は元々ものすごく優しい人だったのですが、病気から復帰後、更に優しさが増しました。

 

痛みを知ると、人は他者に対してより優しくなれますよね。

このドラマを見ても、同じことを感じました。

 

是非、このドラマを見て、色々なことを感じ取って欲しいです!

 

本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

감사합니다.