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顎下腺腫瘍〔良性〕を経験して

2021年7月顎下腺腫瘍のため顎下腺摘出手術を受けました。
稀な病気なため情報が少なく不安な日々を過ごしました。
私の経験が誰かの参考になればという思いと、自分自身この経験を忘れないように書き留めておこうとブログを始めました。その後は日常の独り言です。

先日、明治村に10年前に行ったときに書いた手紙が明治村から我が家に届いた。


10年前はまだほんとに結婚して数ヶ月、妊娠もしていなくて家も買っていなかった。

お互いに手紙を同時に読んだ。

夫からの手紙、とても温かい内容で嬉しかった。

私が書いた手紙も、新婚で幸せだったのか明るい未来に向けた手紙だった。


この10年、夫婦としても色々あった。

私が病気がちなのか、一人目産後に産後うつ、2人目妊娠中に重症妊娠悪阻、そして去年は顎下腺腫瘍、、、。

私は本当に夫に支えてもらった10年だったなと思っている。

本当にありがとう。


手紙を読んでまた初心に戻れた気がする。

先のことなんて誰にも分からないけど、夫の隣にずっといたいな。


私は精神病になって死んでしまった母親の人格が大好きだった母とごちゃごちゃになって、今でも母親に対する愛情がよく分からなくて、きっと私は何かが欠落している人間だなと思う。

あまり家庭環境に恵まれなかったから、愛情いっぱいで育った夫とは違い、私にはきっと何かが足りない。


それでもこんな私と結婚して今を生きていてくれる夫には感謝しかないし、本当に出逢えてよかった。


あの日私も死のうとした。

けど、僕のために生きてといってくれた夫。

ずっと一緒にいるから大丈夫、生きれるでしょと言ってくれた夫。


死ななくてよかったよ。

本当にありがとう。


また手紙書きに行こうかな。