


リビングルーム
ミフラブ(祈りの壁)

素晴らしい芸術品に
息を呑む皆様
キュレイターの方の
説明に耳を傾けます
モスクなどの
礼拝堂施設
聖地メッカの方角に
設けられた壁龕。
イスラム教徒は
この壁に向かって礼拝をする
のだそうです!
凄い!
ピカピカに光輝いてる✨
13世紀イルハン朝のラスタータイルのミフラブ。
世界に6つしか残っていないものの一つだそうです
メトロポリタン美術館に
ドリスが競り勝ち手に入れたという
祈りの壁龕ミフラブの価値は計り知れません
ちなみに
当時この大豪邸を10万ドルで購入したそうですが
こちらのミフラブは15万ドルで落札💵
えっと...
家の1.5倍???
もう現在の価値にすると
思考停止ちーん!
パールハーバーアタックがあったときに
ドリスは価値あるこのミフラブを
戦火から守ろうと
バラバラにして地下の倉庫に保管したそうです
また、こちらの祈りの壁は
あえてメッカの方向へは向けていないそう
宗教的な意味での、祈りの壁ではなく
アラビック芸術を純粋に愛した
ドリスの気持ちが伝わります
他の5つは
本国イランの博物館に4つ
ひとつはドイツの博物館にあるそうです
まさに、アメリカに現存する
アラビック芸術の最高峰の1つと言っても
過言ではありません
あまりに、煌めき過ぎていて
わたしは近寄ることができませんでした。
その奥には素晴らしいダイニングルームに
続きます
ダイニングルール
海沿いのダイニングルームは
海とダイヤモンドヘッドを見渡す事のできる
最高のロケーションにあります
中央には、
19世紀フランスのバカラ社がインドの
プリンスのために作ったシャンデリア
壁のモザイクタイルは
イラン・イスファーファンで
1938年特別注文したものだそうです
ダイニングはテントをモチーフにしてあるそう
テントの中で、親しい友人が
語らうような
そんな雰囲気にしたかったのかもしれません
リビングの奥には広いラナイがあって
きっとここから
サーフィンが好きなドリスは
波の様子を見ていたのかな....
新婚旅行中にインドで、ガンジーと
面会して
インドの貧困問題を解決するには
伝統工芸を大切にすることからと
言われたドリス
きっと深い感銘を受けたに違いありません
私たちにはできないけど
ドリスに出来ること
一生をかけて
一生懸命やったんだな......
そして、彼女が亡くなってからも
こうして、
イスラム、アラビアの文化を
私たちに伝えてくれています
しれば、知るほど深い、深いお話
ドリスのコレクションは物を言わずして
私たちに語りかけてくれています。
素晴らしい海辺の庭園や
最近まで非公開だったドリスのプライベートルーム
宝石のコレクションなど
⑤に続きます
最後までお読みいただき
ありがとうございました
Mahalo🌈Hitomi