独立心があって、聡明で、冒険好きに育ち
また、21歳(1933)の頃には
ドリス・デューク・ファウンデーションを設立し、
慈善家としての活動を始めました
時を同じくして
1933年にヒトラーはドイツの新しい首相に
就任します
23歳になったドリス
ドリスはジェームズ・クロムウェルと
結婚し9カ月のハネムーンに出かけます
そこでイスラムアートと出会い、
それ以後、彼女のイスラムアートへの情熱は、
続きます
ハネムーン最後の目的地はハワイ。
そこでたちまちハワイにも魅了され
1936年にブラックポイント
に別荘の建設を始めました
ドリスはこのハネムーンで
"偶然二つのものに同時に恋に落ちたようなもの"
と言ったそうです
1937年に完成したシャングリラ邸
時代は2年後
1939年に第二次世界大戦に突入
翌年の1940年
ドリスはホノルルで女の子を出産しますが
未熟児であったため翌日には亡くなられたそう
そんな悲しみの中1941年に
真珠湾攻撃がありアメリカも
世界大戦に巻き込まれていきます
そして2年後の1943年にドリスは
旦那様とお別れ
生粋の金融家系の方だったようで
植物を愛し、自然を愛す
慈善家であるドリスとは
混迷を深める難しい時代を共にできなかったのかな
と思いました
ドリスは慈善家としても活動をしていましたが
園芸家としても沢山の活動をしていたようです
また、このシャングリラの建設や改装に
あたり職人さんと一緒に
足場に登り、汗を流してタイルを貼るような
事もしていらしたようです

彼女の生涯を通じ、医療、多岐にわたって
慈善家として活動したそうです
白壁の落ち着いた佇まいのエントランス
シャングリラのサインもあとから設置したもので
とてもシンプル
ダイヤモンドに続く庭園
玄関横からは噴水を囲んた素晴らしい
庭園がありダイアモンドヘッドへ
続く道のような庭園ありました
ドリス自慢のガーデニングが
施され訪れる人々の心を鷲掴みにしていたに
違いありません
アラビアン文化では
部屋と庭の境目がないという考えがあるらしく
こちらの庭園も水と自然に溢れた
素晴らしいものと
なっていました
エントランスホール
エントランス入ると
それまでシンプルな壁と
ダイナミックな庭園からは想像できない
細かく、緻密な
そこには匠の技を思わせる
素晴らしい寄木細工の天井と
ステンドグラスがお迎えしてくれます
天井は
モロッコ木工細工
くぎ使っていない細工のもので
モロッコから職人を呼んで作ったものだそう
杉の木を使っているそうです
ステンドグラスか
透かし彫刻の奥に色ガラスをはめ込んだもの
壁のタイル
トルコ400年まえのタイルを
移設したもの
アラベスク柄を楽しんでいただけます♡
(アラベスク模様とは、アラビア風の装飾模様で、イスラム美術で発達した文様です。植物のつるや葉、花の図案、幾何学図形などを組み合わせた、左右対称で連続性のある模様が特徴)
素敵なラデンのコンソールも
白蝶貝をあしらった
素敵なコンソールでした
とここで、文字数を超えてしまい
投稿できませんでしたので
③に続きます!
ただいま
アメリカで歯科医を目指す娘ちゃんと
頑張り中です
Aloha🌺Hitomi