昨日はイベントProject『111 Hawaii』にお邪魔しました。
こちらのProjectはHawaiiの様々な地元企業のMade in Hawaiiの商品を応援、販売して、
更に売り上げの一部をハワイのために役立てるという、ハワイ州観光局公認プロジェクトです。
ハワイで生産されたお菓子やお茶やお野菜が
その場で無料で実食できました。
Fujiyaさんの可愛らしい焼き菓子や
ピーナッツバターのお餅はとくに人気でした!
お友達発見!!
このProjectの運営をされているMayuちゃん!
会えて嬉しかった~~

お酒ではノースでできた
波花さんが
Music部門ではJake Shimbukuroさんが
紹介されていたりしました!
いやいや納得のラインナップです。
こちらのイベントもちろん無料実食や商品紹介も魅力的でしたが私達が伺った1番の理由は違うところにありました。
100以上前から日系移民のために日本語で新聞を発行し続けているハワイ報知現社長 吉田氏による『ハワイの日系人の歴史』の講座を楽しみにしていたのです。
30分間という時間に区切りのある講座でしたが
その短い間に何度も泣きそうなくらい感動して
引きこまれました。
内容はハワイ報知創設者 牧野金三郎氏の日系人の権利を守る闘いから当時の背景や日系人の歴史が語られました。
ハワイの日系人の大変なご苦労は先の大戦に勇敢に戦った日系人部隊 442連隊団は有名ですが
その前から敵性外国人とされたハワイの日系人たちの権利や人権をペンをもって闘い続けられていた方がいらっしゃったのです。
牧野金三郎氏の言葉
『正義のためならいかなる犠牲を辞さず』
文字通り、金三郎氏は当時平均賃金の五分の1という日系人に対しての不当な差別にストライキを行って投獄されたり
また日本人学校を守るために何年もかけて裁判であらそったそうです。
まさに!正義のためならいかなる犠牲を辞さず!
このような人権活動家は命を落としている方もいらっしゃいます。
命がけの活動だったと思います。
そして金三郎氏は日系人を守るためにペンを取り日本語で書かれた新聞ハワイ報知を創設されました。
英語ばかりの毎日で、日本語で書かれた新聞、ハワイ報知は日系人たちの心の拠り所だったことと思います。
そしてその影響力たるた物凄いものだったと思います。
牧野金三郎氏
牧野氏はパールハーバーの翌日も
新聞を書き続けました。
『国籍人種を問わず、ハワイの住民はアメリカに忠誠を誓うべき』
どんなに心が痛かったことでしょう。
金三郎氏のご家族も日本にいらっしゃったのですから、、、、。
しかし、ハワイに住む日系人を守るため、
日本人のサムライ魂を文字で表現されたんですね。きっと金三郎氏。涙を流しながらペンを取ったことと思います。
『牧野の前に牧野なし、牧野の後に牧野なし』
と言われるほどの英雄です。
たまたま昨日は、ちゃーちゃんの学校のバスケ部の引退試合がありました。
カハラ地区にあるちゃーちゃんの高校は日系人の生徒が非常に多く、校長、先生方も日系の苗字の方が沢山いらっしゃいます。
牧野さん。
日系人の子供たち、身体が小さいからスポーツでは不利ですが粘り強く頑張っています。
大和魂は未だ健在です。
成績もハワイ州の中でとても良いんです。
みんな生き生きとここハワイで暮らしいます。
私達は今、素晴らしい環境の中で平和に暮らしています。ありがとうございます。
そんな事を思いながら試合観戦をしていると
遠い空の上でニコニコと笑う先代の皆様の笑顔が浮かびました。
今は私達だけで生きているのではないんです。
先代の皆様の努力や勇気あって生かされているのだとあらためて感謝の思いでいっぱいになりました。
実はちゃーちゃん足を怪我していて
昨日はケンケン歩きで試合の応援していました。
本当は休んだ方が良いのはわかりますが
ちゃーちゃんの好きにさせました。
移住したばかりの頃、ハワイで暮らすにあたり、ちゃーちゃんにも、ニイニにも 442部隊のドキュメンタリーを観せましたが牧野氏の話も伝えなくちゃ。
またきっと2人の心に自信と勇気の種が芽生えると思います。
Project『111 Hawaii』の皆様!
今のハワイ、そして大切にしたい歴史を教えてくださってありがとうございました。
また是非伺わせてください!
Aloha
Hitomi♡