私の通う学校は
移民を対象にした語学学校です。
Englishスキルは当然ですが
USAのヒストリーや
Social的な事も教えてくれます。
最近のお題は
『Earning Power』(収入について)
です。
移民の国アメリカ。
教科書ではこんな内容が掲載されています。
教育と収入格差の棒グラフ
18歳以上の男女のデータだそうです。
1番左のブルーの棒は
高校を卒業していない方の平均収入
$13000
左から2番目の赤い棒
高校を卒業した方の平均収入
$21000
その次は大学を中退された方
短大卒業
4大学卒業
マスター卒業と続きます。
1番高い収入を誇るのはグリーンの棒
Professional Degree
弁護士さんの学校等、、、
ちなみに高校卒業から最低でも7年間
お勉強された方々です、、、。
平均$76000
です。
上記は教科書のデータ。
あくまで平均収入です。
次に
新聞の掲載記事
Honolulu Star Advertiser
2月14日 2014 掲載
この棒グラフが表しているのは
1番上が2013年の国税調査データの
大卒と高卒の収入差データ。
なんと40%もの差があります。
それに比べて
一番下は1965年の
大卒と高卒の収入差
昔は大差がないのがわかります。
記事を読んでみると
やはりテクノロジー時代において
マンパワーに価値が見出せくなっていて
インテリジェンスの差が
収入格差に繋がっている。
とのことでした。
すでに教育課程を修了した
私達にこの事を教えるという事は
なんの意味があるのかと思いますが。
しかしこれには深い意味があると思います。
移民である私達親の世代に
この事を教えているということは
つまり!
次の世代への教育信念や姿勢を植え付けて
いるのですょね!
誰だって自分の子供達世代には
よい人生を送ってもらいたいと
思うものです。
子供達に勉強させてね!!
というメッセージです
アメリカ人の中でも
もっとも有名な人の中に
Steve Jobsという人がいます。
彼は母親が学生時代にできた子供で
養子にだされました。
彼女が出した養父母への条件は
『彼を大学に行かせること』
だったそうです。
彼の養父母は働いて働いて
Steveの大学の学費を捻出していたそうです。
それは彼らの収入のほとんどを使う程の
もので
Steveは彼らの努力と自分の大学に
通うという意味を比較して
見合わないと判断して
中退したそうです。
なので私が常日頃思うのは
学歴が全てではありません!
私の周りにもそんな偏見は払いのけて
成功されている方も沢山いらっしゃいます。
私は自営業の世界しか知らない
父は開業医ですし
私も妹家族も自営業者なので、、、
のである意味、
いままで
とても狭い狭い世界に生きていました。
実に狭い交友関係や経験をもとに
子供達を教育してきたという事です。
改めてこうして
学校で世の中の仕組みや
アメリカ社会を知ることで
英語以外にとても沢山の事を
教えられています。
そして最後に
教科書の例文の一説を!
結婚もして子供もいる中で
学校の先生になりたいので
スクールカウンセラーに
これからの方向性を相談します。
カウンセラーは子供を育てながら
大学に通い、学校の先生になることを
勧めます。
アメリカは生涯教育の文化が
根付いています。
年齢に関係なく、学ぶ事、教育を受ける事に誰も笑ったり、バカにしたりという
ことがありません。
年だから、、、
と夢を諦めることはありません。
むしろ年をとってからも夢を追い続け頑張ることに尊敬の念さえ感じる社会です。
それは、
とても素晴らしい文化だと思います。
そんな事を考えながら
下は19才位から
上は70代の同級生と
日々机を並べています。
もしも私の記事を読んでいただいている方に移住や留学を考えていらっしゃる方が
あるとしたら
少しは参考になるかなぁ?
と思い、、、
学校での勉強内容を掲載してみました。
特に留学希望の方。
このアメリカの生涯教育姿勢を肌で感じることはたとえ短期でいらっしゃったとしてもとても素晴らしい財産になると思います。
なりたい自分があったら
諦めないでくださいね!!
長くなっちゃて。
つまらなかったらすみません、、。
素敵な週末を

Aloha
Mahalo
Hitomi♡