うちに来てくれている看護師さんの話なんですが
患者さんがゼロから訪問看護ステーションを立ち上げて今に至っておられるので
時に話がとてもシビアになります。
自営業の方は少なからず皆さんそうなんでしょうね。
私の心の健康の葉が、だいぶ伸びきてついていけるようになったけど、時に圧倒されることがあります。
雇われる側がライフワークバランスをうまく保って行く、マラソンだとしたら
彼のように、アップダウンの激しい荒波をいくタイプもあるんでしょう。
私の将来について話してるうちに、そんな話になったのですが、心というのは二重構造になっていて
病気の人というのは、内側の輪が壊れてしまっているんだそうです。
だから限界が来たら、すぐ投薬や、休息ができる状態に身を置かねばなりません。
病気を乗り越えるということは、それこそ自営をするくらい大変なことなんだとか
自分がまだ治療中であるという自覚を持って、あらゆることをするように、気をつけています。
その方が継続できると読んだし、言われているのです。
焦る気持ちはありますが、内側の輪を補修したり、補強したりする作業を続行していくことに今はまだ尽力しないと、と釘を刺されました。
私にはどんな生き方が向いているんでしょうか。
子育てとの兼ね合いもありますし。
先日下の子が、お菓子を食べられなかったことが理由で、「もう死にたい」と床につっぷしていまして、
私はその子を抱きしめ、大丈夫だよ、と、声かけました。
ゲームやお菓子で気を紛らわすこともできたのですが
絶望という気持ちには、嫌でも敏感になります。
私が大丈夫だよ、と声をかけられるうちは、そうしてやりたいとおもったのです。
幼い頃の私は、絶望を、一人で抱えるしかなかったような気がします。
身のうちから沸き起こる絶望という感情に、振り回されたゆえに犯した間違いは、人生の分岐点となってしまいました。
多かれ少なかれ、誰にでもあることだと思いますし、ある程度必要なものでもあり、つきまとうものだと思います。
それを取り除くことができる立場に自分が立たされたら見過ごすことはできないですよね。
とにかく、私はまだ治療中であり、私の環境も補修のただ中にあるのだと思います。
下の子のことが少し心配です。