K子には子どもらしい発想を持たない部分がある。

例えば…

ディズニーランドなどにいるミッキーマウスは中に人間が入っていると断言している

勿論、キャラクターショーなどの怪獣やアンパンマン、プリキュアの中にも人が入っていると言う。そして、

「(人形の)中の人、ちゃんと外見えるんかなぁ?暑くないのかなぁ? 」と余計なお世話な心配までしている。

一応、私も親として

「ミッキーに人なんて入ってないよ。ミッキーはミッキーだよ」

と、夢を与える助言をしてみるが断固として受け入れず

「違うよ、本物じゃないよ、人だよ、ね? ばあちゃん…」

と、傍にいた祖母(私の母)に同意を求める。

可愛い孫に質問をされた祖母は即答で

「そうだよ、あれは中に人が入ってるんだよ。本物の訳がない」

と孫の望み通りの答えを返す。

【私】「ちょ…ちょっと!何、夢の無い事吹き込むの!相手は一応子どもだよ!(夢をもつ)他の友だちにもそんな事言ったらどうするん!」

【母】「だって本当の事やろ。あのミッキーは本物だって夢みたいな事言って友だちにバカにされていじめられたらどうするの?」


【私】「………。(この2人に夢を求めても無駄だ、この祖母にしてこの孫ありなんだ)」


K子(4歳)。その割には、ぬいぐるみショーのぬいぐるみが近づいてくると怖くて泣いてしまう。


どうやらK子はアニメーションのミッキーやプリキュアの方を本物だと思っているらしい。ある意味、子どもらしい発想なのかな?


そんなK子が今、最もハマっている実写は…













「ごくせん」である