タンパク質の体への働き
タンパク質は、エネルギー産生栄養素の1つであり
そのエネルギー量は1グラムあたり4カロリーですが。
一方、筋肉や血液、結合組織などの
構成成分として
また、酸素やホルモン、免疫抗体などの
生理作用もつ成分としても
重要な役割があります。
1日に摂取するタンパク質は60〜80グラム程度です。
消化、吸収によってアミノ酸に分解され
そのアミノ酸を原料として
自分の体に必要なタンパク質を再合成します。
タンパク質を構成する20種のアミノ酸のうち
体内で合成することができない9種のアミノ酸(バリン、イソロイシン、ロイシン、トレオニン、リシン、メチオニン、フェニルアラニン、トリプトファン、ヒスチジン)は
必須アミノ酸または不可欠アミノ酸と呼ばれ
必ず食物から取り入れなけれなりません。
一般的に、動物性タンパク質は
必須アミノ酸をバランス良く豊富に含んでいるため
良質と考えられます。
