ヘンリーは、ずっと前に王冠のパーカーを

成美に渡して

最近

成美が処分したので

私は

袋から、取り出して自分のクローゼットにいれていた。

とても苦しくて

苦しくて

生きているのがやっとだったとき

成美はヘンリーから渡された

バスケットボールを

ベットから起きられない私に

見せてくれた。

私は

ヘンリーが「成美の事は任せて、安心して」と言ってる様な気がした。

ヘンリーの思いやりに

何時も涙していた私。