新幹線で東に向かってます。

車窓からは穏やかな静けさを感じる
みどりの山や田んぼが見えてます。
滋賀県通過中。

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穏やかな静けさ、、、を、
私はみどりに感じてるのか?

書きながら、ふと思います。

色彩記憶を辿る時
いつだって緑に、気持ちが向かなくて
私にとっての緑ってなんだろう、
と、長いこと思ってたんですよね。

それが、ドイツに旅した後から
緑が俄然、勢力を増してきた。

私に問いかけるんです。
思い出せない?
ほら、あのみどりだよ、
あのとき、見た、
嗅いだ、
感じた
緑だよ、って。

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どこで?
だれと?
いつ?

わたしはわたしに問いかける。

それが、ある事で蘇った。



あぁ、あれは幼稚園の頃。
お隣のお姉ちゃんと遊んでて
お姉ちゃんがよかれと
私を楽しませてくれてた時
事故が起こったんだった。

とても高い位置にある
今で言うウッドデッキのような場所から
私は落下してしまった。

額がぱっくり割れて、血がだらだら。

お姉ちゃんが悪かったわけではない。
(と、記憶してる)

が、周りの大人は責める。
どうしてこんなことになったの?
ちゃんと、見ててあげなかったの?

私の小さな心は締め付けられる。
お姉ちゃんは悪くない!
なのに、なんでみんな怒るの?

その後、お姉ちゃんは
私とあまり、遊ばなくなった。

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するとね、そこに
勝手な被害者意識と
ねじ曲がった加害者意識が
仲良く手をつないじゃったんだね。


思い出せないのでなく
思い出したくなかったんだ。

誰が悪いとか、誰のせいとか
そんなものは関係なく。

私はただ、かまってくれる
大好きなお姉ちゃんが
側からいなくなったことが悲しくて
側から誰がが離れることが怖くて。

そんな気持ちを持ってた小さい私を
思い出すのが
嫌だっただけかもしれない。

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でも、知ってる。
それは記憶が作り出した
私を守るための術の一つだって。

怖いの理由を作らなくても
怖い時には、怖いを思い知る。

嫌いの理由を探さなくても
嫌いという感情を受け止められる。

愛してる理由なんかなくて、
愛してるから愛してるの。


色彩記憶って
山のようにある。

どの色が大事で
あの色はそうでもなくて、
じゃなくてね

色が潜在意識の深いところを
必要な時に、必要な言葉を
運んできてくれるツールなんだよね。


と、
書きながら
自分へのメッセージを受け取る車中。


明日はキッズトレーナー最終日、

また、新しい仲間が生まれます。
本当にありがたくて嬉しい日です。


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