叔父からの一本の電話。
何年かぶりに
でも、こんなに込み入ったこと
話したのは初めてかな。
叔父は【ダンディ】を絵に画いたような
そりゃもう、素敵な人で。
甘いマスクに長身、スリム。
ワタシの大好きな
細くて長い指を持っていて(笑)。
その昔、ゴルフは
ハンディは5とか6で
なんか、めっちゃうまいのかな?
カラオケもうまくてさ。
おまけに頭が良いので
会話がおもしろいわけ。
かなりのモテ度やったね~。
再婚相手の叔母は
バブルの絶頂の頃に
料亭を経営しながら
日舞もおしえる、美人女将。
勘の凄い人で
バブルが傾き始めたころ
とっとと料亭をうっぱらって
大好きな日舞の先生をしながら
優雅にお暮しになってたんよね。
その叔母が
脳梗塞で倒れたのが1月。
右脳の梗塞だったので
左半身が完全にマヒ。
今も、病院でリハビリ中。
その叔母の面倒をみるために
叔父は
役員待遇だった会社を辞め
介護に専念しはるって。
今、介護出来る事を
幸せに感じてるって。
2人の夢は
車いすでいいから
旅行に行くことやねん、って。
なんとかなるやろ、ってさ。
でね、たったひとつ
希望があるねん、って。
それは叔母より1日でいい
たった1日だけでいいから
長く生きる事や、って。
優雅ではあったけど
波乱万丈の人生を送ったふたり。
そのふたりが、こんな状況になっても
車椅子での旅行を夢見て
リハビリに頑張ってる。
どんな状況になっても
その時に出来る事を考える。
こうならなければ・・・って
過去をふりかえるのでなく
今を見て明日からを考える。
これがあるから、
あれは出来ない。
こうなったらあかんから、
それは出来ない。
出来ない理由探しを
なに一つしなかった叔父。
天晴!!
うん、なんか今のワタシに
喝!!をくれた感じ。
深謝。
講師をしていただくタンマヨの
凄すぎる紹介文が届いて
みなさんにご披露するために
がんばってます~。お楽しみに(^^♪