老いるとはって考えるときがある

 

うちのばーちゃんって

かなり元気だったでしょ

94歳で大好きな食べ物ラーメンと餃子だし

毎週土曜日はショッピングだし

わたし

ずっと元気で100歳を迎えるって思ってたのね

 

 

それが突然こんなことになって

自分で受け入れることが出来なかったのよね

 

というか

受け入れたくなかった

だから変わり果てていくばーちゃんを見て

どうにもならなくて

友達に電話して泣きながら気持ちを聞いてもらったり

それでもまた気持ちの整理が出来なくて

夜中に電話して泣きながら話したり・・・

 

だってごはん食べないんだよ

大好きな物を買って行っても

あれだけ大好きだったのに

 

うどん一本でもいいから

一口でいいから食べてみて

これ私作ってきたよ

ばーちゃん好きだったじゃない

そんな会話何日したかな

 

 

 

 

 

どれくらいたった時だろう

 

一人になる時間を作ってね

ばーちゃんの事を考えてみた

どうしたいのか

どうしてあげたいのか

それはね

時間というか、数日かかったよ

私そういう嫌なことから逃げたいタイプだからね

苦しかった

だけど

後悔はしたくないじゃない

どれだけ一緒にいてもお世話できても

後悔はするんだけどできれば最小限がいいじゃない

 

だから自分に何度もに聞いて答えを出した

 

 

もう無理やり食べさせるのはやめよう

もうばーちゃんの嫌なことをするのはやめよう

 

そう決めた

 

 

続く