先日。

久しぶりに偶然、知り合いの住職さんに出会いました。

ある話から、



忘己利他』の話をしていただきました。





↓天台宗のHPよりお借りしました。


忘己利他(もうこりた…己を忘れて他を利する)
 「人間の性(さが)として、私たちはどうしても自分中心に考えてしまうことがあります。もっと欲しい、こうして欲しい、とまわりに望むことが多くなりがちなのです。」
我欲が先立つのです。
 伝教大師最澄(でんぎょうだいしさいちょう)さまの言葉に『己(おのれ)を忘(わす)れて他(た)を利(り)するは慈悲(じひ)の極(きわ)みなり』という言葉があります。自分のことは後にして、まず人に喜んでいただくことをする、それは仏さまの行いで、そこに幸せがあるのだという言葉です。つまり我欲が先に立つような生活からは幸せは生まれないのだということです。
 「インドの母と言われた故マザー・テレサさんの講演のなかでこういう話がありました。
 ある日、七人の子供をかかえる貧しい母のところへ、マザーは両手にいっぱいほどのお米を持っていってあげたのでした。するとその母親はそのお米の半分を手にして外へ出ていきました。マザーが問うと、隣りにも同じような貧しい親子がいるので、そのお米を分けてきたのだと言うのでした。一俵もあるお米ではありません。自分の子供たちの一食分にも足りないお米でさえ、それを半分にして、隣りの子供たちも喜ぶだろうと分けてやれる崇高な精神にマザーも感動したのです。 

偶然の出会い、偶然の言葉に救われた瞬間だったんだけど

ちょうどその時のわたしにピッタリの言葉を教えていただき

スーッと私の中に入りました。


己を忘れて他に利する


人の話をよく聞くわたしは

どうしても自分の感情が入ってしまい

理解できないことも多々あります。

だけど

人の話を聞く時も

己を忘れて

人の話を聞いていかなきゃ。


グットタイミングで素敵な縁があると

幸せだなと感じます。