天狗系の神社に、初詣に行きたいなーと思って、天狗ネットワークに、
「どこに行ったらいいですか?」
と尋ねたところ、
👺「茨城に来い!!ク○ッが!!」
となぜか、プリプリ怒っている天狗から返事がありました
えっ??なんで??僕、何かした??と不思議に思いながら、「茨城」「天狗」で検索すると、茨城県笠間市泉の愛宕山山腹に愛宕神社と飯綱神社という、天狗ゆかりの神社が出てきます。
この時点で、怒られた理由がわかったのですが、ここの神社では、毎年12月に、
「悪態祭り」という、奇祭が行われています。
※季節の行事とおでかけガイドさんのHPよりお借りしました。
どんなお祭りかというと、
・藩主が政治に対する庶民の不満を晴らすために始まった祭
・十三人?の天狗が、山裾から頂上の愛宕神社へ、道中十三カ所ある天狗のほこらにお供え物をしながら向かう
・しかも無言で。
・その際、来場者は「バカヤロー」「早く歩け!」などの悪態の限りを尽くし、天狗に邪魔されながらも、お供え物を奪い合う…
という、なかなかにクレイジーなお祭りなのです。
十三人の天狗とは、2019年に、なぜかTwitterで話題になった「天狗にさらわれた少年」の『仙境異聞』という本の中に登場する天狗たちです。
この悪態祭り、コロナの影響で今年は中止になったようで、天狗たちは不機嫌です。
普段は悪態をつかれる側の天狗たちが、
👺「なぜじゃ!なぜ中止なのじゃ!」
👺「こんな時こそ、祭りで疫病を祓うのじゃ!」
👺「人間はアホか!!」
と悪態をついています。
このブログをご覧くださった、関東周辺の天狗ファンの皆様。
ぜひ、悪態祭りが中止になって、落ち込んだり不機嫌になっている天狗たちを、慰めに(初詣に)行ってあげてくださいm(_ _)m