先日、とあるセミナーを開催した時のこと。
参加者の中で一番、ファッションセンスが良い、かっこいい人がいた。
キングスマンのコリンファース。スーツ姿がカッコイイ。
妻も同感だったようで、セミナー後に挨拶にきてくれたその人に、
「すっごくお洒落ですね!!」
「今日の参加者の中で、一番かっこいいですよ」
と伝えたところ、全力で、
「いやいやいやいや!!そんなそんな。
コーディネートしてもらっただけで、私が選んだわけでは無いんですよ!」
と拒否されてしまった
似たようなシーンはよく見かけるが、こういった反応は、本当に運気を下げるのでやめてもらいたい。
まず、拒否や否定をされて、言った側(今回だと僕や妻)が残念な気持ちになる。
僕たちは普段からお世辞なんて言わないし、ダサい人にはダサいと言う。
普通に思ったことを伝えただけなのに、拒否されるのは、つまり、
「いや、あなたのその意見は間違っています」
と返されているのと同じことなのだ。
これは嘘つき呼ばわりされたのに等しい。
そして、どんなにセンスのあるコーディネーターが、立派なブランドのお洒落な服を選んでも、着る人が変わればダサくなることだってある。
今回、僕たちは、
「その服を着こなせている、あなたが素敵ですね。かっこいいですね」
という意味で伝えたのだ。
コーディネートしてもらったとしても、そのチョイスを受け入れたのはあなたなのだから、素直に、
「ありがとうございます!」
と返せばいいだけなのだ。
「綺麗ですね」
「素敵ですね」
「美しいですね」
「よくお似合いですね」
こういった言葉が自分にやってきたら、拒否せずに受け取ってくれ。
できれば、もうちょっと勇気をだして、一言付け加えるといい。
「ありがとうございます! よく言われるんです♪」
と言ってみよう。確実に魅力と運気があがるから。