「あぁ、スケールの誤認をしているなぁ」
と思うことがあったので、Facebookにつぶやいてみた。
↓投稿した文章↓
どもったり、言葉がなかなか出ない人は強みが関係している可能性がある。
常人には捉えきれない規模の、広い世界や莫大な情報を感じ取っているために、簡単には言葉にできていないという事がある。
こういう人は残念ながら、今までの社会では馬鹿にされてきた。
でも落ち込む必要はない。
あなた以外の他の人が、小さな世界でしか捉えれていないだけなのだから。
↑ここまで↑
そうしたら、思った以上の反響(イイネ数254、コメント19、シェア2)があったので、もう少し詳しく書きたいと思う。
本当に弱みだったり、ブロックだったりする場合もあるので、全てのケースがそうだとは言えないけど、上記のように強みがあるがゆえに、言語化できない、そんな私は頭が悪い、と思ってしまう事がある。
なので逆に「人よりも劣っている」「どうして私は◯◯ができないんだ!」と思っている部分を抽出し、
「そう思っているって事は、背景にこんな強みがあるかもね」
と探っていくのが《広い世界》という強み発掘法だ。
どのように世界を捉えているのかは、人によって違う。
心が広すぎる人
音に対しての感覚・世界が広い(深い)人
色彩に関しての感覚・世界が広い人
などなど。
例えば、絶対音感は「ある」と証明されているから「あり」だけど、もし「なし」の世界だったら「音が気持ち悪い」とか「今の、音がずれてた!」とか言われても「はぁ??どう違うっていうわけ?説明してよ」と言われて「あれ?私がおかしいのか・・・」となってしまう。
共感覚能力が優れすぎている人は、人の動きや感情の変化に敏感すぎて、その情報量に身体や精神が追いつかず、すぐに疲弊してしまったりする。そんな状態を周りが「弱い」とか「軟弱」なんて言ってしまうと、「自分はダメな人間なんだ」と自己否定がはじまる。
違う違う。
あなたは優れすぎているだけ。
他の人が、その世界を捉えれていないだけ。
世の中の形に合わないから自分が間違っている、ではなくて、時代が追いついてないだけ。
あ、自分にもあるかも?と思った人は、その捉えている世界を、自分なりの方法で表現できないかを探ってもらいたい。
対面で適切な言葉が出ない人は、好き勝手に文章をブログで綴ってみてはどうだろう。
言葉での表現が本当に無理な人は、絵や写真で表現するとどうなるだろう。
歌や、演奏、身体を使った表現でも構わない。
幸い、インターネットの発達と共に、そういった表現発信が自由に出来る時代になった。
言葉だけが全てではない。
別の表現方法であなたが捉えている世界を発信してみたら、あなたの世界を言葉にしてくれる人が現れるかもしれない。
世界に自分を合わせるのではなく、自分の世界を創ってみてはいかがだろう。