私が初めて出会ったうさぎ、ココアさん。
元気で、気が強くて、優しくて、私とケンカするくせに、初めての場所や人の前だとビビりなコ(笑)
風邪で寝込んでたら、ベットの上にジャンプして顔を覗き込んだりしてくれた。お腹の上に乗られた衝撃と顔を近づけた時にあたるヒゲがくすぐったかったコトを覚えてる。
でも、イタズラがひどくて、いろんな物を食べた。
お腹痛くなるよ!って何度も叱ったけど、わかるはずない。
食べちゃわない様に、あれこれ工夫。
ココアがある時からスンスンスンスンって呼吸の音が大きくなった。
私は見過ごした。
元気に走り回ってたから。
ご飯もりもり食べてたから。
でも、ある日の夜、いつも通りお部屋を散歩させようとケージのドアを開けてあげたら、大人しくて、動かなくて、あ、出たな、と思ったら、開けっ放しのキャリーバックの中に自ら入りお出かけのポーズ。
どうしたの?具合悪い?明日病院行こうか…
次の日、病院で注射してもらう。
家に帰る。
フラフラ揺れてるココア。
バタンッ!て、大きな音。
痙攣。
身体が硬直。
その時、ちょうど先輩と電話してて、先輩が救急病院探して連絡してくれて、タクシーで急いで移動。
耳が冷たい。紫色。
心臓マッサージ。
おしっこが出る。
病院に到着。
もう、ダメでした。
身体は硬直。
先生も何も出来ない。
パニックで、家まで泣きながら歩いた。
私は、ココアが居なくなったコトが信じられなくて、ずっと抱きしめてた。
お墓に入ったあとも、ケージにココアがいるものと思い、ふと見てしまって、居ないんだと言うコトを知る。
そんな日の繰り返し。
ココアの気配を感じる。と探す。
そんな日が続きました。
病気に気が付いてあげられず、ごめんね。
しんどかったのに、ごめんね。
愛しいココア。一緒にいてくれて、ありがとう。
かわいいココア。
賢いココア。
大好きだよ。
今も、ずっと。
今は杏子を見守ってね。
ココアにお願いした。
今年の一月、杏子が子宮ガンの手術をしました。
杏子の具合悪いサインに気づけたのはココアのおかげ。
ココアが教えてくれたうさぎの助けてのサイン。
ココアが杏子を守ってくれた。
私に教えてくれた。
杏子がそっちに逝きそうになったら、追い返してね。
って祈りながら、手術を待った。
ココアはお願いを聞いてくれたの。
杏子を私の元に戻してくれた。
ありがとう、ココア。
また、お願いします!!
もう少し、杏子と一緒にいさせて下さい。
杏子と少しでも長くいさせて下さい。
ココアさん、もう一度杏子を助けて。