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『もしも伏黒甚爾が死なずに「パパ黒」として恵を育てていたら…!?』
大好評のパパ黒生還IF連載ストーリー、第3話をお届けします!
高専グラウンドでのスパルタ親子組手を終えたのも束の間。
今回は、甚爾の裏の仕事(殺し屋・呪詛師狩り)に、なぜか息子・恵と高専1年トリオが巻き込まれてしまうドタバタ展開を描きます!
※この記事は二次創作・IF(もしも)ストーリーを含みます。
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💴 第3話:パパ黒のバイトと、巻き込まれた1年生
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「……なぁ伏黒。俺たち、なんで休日にこんな場所にいるんだ?」
休日の昼下がり。暗い雑居ビルの路地裏で、虎杖悠仁が首をかしげていた。
隣には買い出し袋を下げた釘崎野薔薇と、死んだような目をしている伏黒恵の姿。
「クソ親父に『荷物持ちをやれば美味い肉を奢る』と言われて呼び出された。断れば俺の影から勝手に呪具を引っ張り出されるからな……」
恵が深いため息をついた、その時。
雑居ビルの3階の窓ガラスが派手に割れ、男が一人、悲鳴を上げながら路上に転がり落ちてきた!
ドガッ!!!
「ギャアアアッ! な、なんだあのバケモノは……! 呪力が一切ないのに……ッ!」
落ちてきた男は、最近この界隈で暴れていた悪質な呪詛師だった。
そして割れた窓から、トントンと軽やかに着地したのは――
「おいおい、勝手に飛び降りるなよ。依頼主から『生け捕り』って言われてんだからよ」
ジャージ姿でくわえタバコの甚爾であった。
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👜 息子の「影」は最高の道具箱!?
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「あ、伏黒の親父さん! バイト中だったの!?」
「おうガキども。ちょうどいいところに来た」
甚爾は転がる呪詛師の首根っこを足で踏みつけながら、恵に向かってひらひらと手を振った。
「恵、出しな」
「……だから俺の『影』を道具箱扱いするなと言っているだろ!」
「文句言うな、ジュース代上乗せしてやる。ほら、特級呪具・遊雲と、縛り用の特殊呪具だ」
ブツブツ言いながらも、恵がサッと足を影に沈めると、甚爾の注文通りの呪具がヌッと影から飛び出してくる。
一連の流れがあまりにもスムーズすぎて、横で見ている虎杖と野薔薇の口が塞がらない。
「すげぇ……四次元ポケットどころか、超優秀な武器持ち助手じゃん伏黒……!」
「ていうか、親父さんの手際がプロすぎて怖いわよ!」
甚爾は受け取った呪具で手際よく呪詛師を拘束すると、ニヤリと笑った。
「呪力がない俺にとって、恵の『影』は世界一使い勝手がいいストレージだ。親の資産を有効活用して何が悪い」
「俺の術式はあんたのドラえもんじゃない!!」
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🍖 ろくでもないけど、悪くない夜
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その後、呪詛師をしかるべき機関(高専の裏ルート)へ引き渡して速攻で報酬を得た甚爾は、約束通り1年生トリオを高級焼肉店へと連れて行った。
ジュージューと音を立てる特上カルビに、虎杖と野薔薇は大興奮!
「うっひょーー! 肉!! 肉だーー!!」
「親父さん最高! さっきまで怪しいおじさんだと思っててごめんなさい!」
「ハッ、ガキは食える時に食っとけ。支払いは全部この賞金で落ちる」
豪快にビールを煽る甚爾。
恵は静かに肉を焼きながら、呆れた顔で父親を見つめていた。
(本当に……どこまでも金と本能で動く、ろくでもない父親だ)
だが、もしも自分が幼い頃、五条悟に引き取られるだけでこの男と永遠に死に別れていたら――。
こんな風に、鬱陶しい指導を受けたり、バカみたいなバイトに付き合わされたりすることもなかったのだ。
「おい恵、焦げてるぞ。食わないなら俺が貰う」
「……自分で焼いたやつくらい自分で食べる」
恵は小さく呟き、焼き上がった肉を口に運んだ。
相変わらず文句ばかりの毎日だが、この「最悪で最強の父親」がいる日常も、悪くはないと噛み締めながら――。
(第4話へ続く!)
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新連載第3話、いかがでしたでしょうか!?
甚爾の裏バイトに巻き込まれつつ、恵の「影」を巧みに使いこなす極悪(?)チームワーク!
そして最後の焼肉でのちょっと温かい親子(+1年組)の雰囲気が最高ですよね!
次回、第4話ではついに「禪院家」の連中が恵を連れ戻しに現れる……!?
パパ黒が実家相手に大暴れ!? 更新をお楽しみに!
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それでは、また次回の記事でお会いしましょう👋