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決断するキッカケ

タイミング




たぶんあの時だったなあと

(奥様の病気が見つかるよりももっと前のこと)

振り返って思う場面がある




幸せの神様の前髪を掴めなかった




当時まだ、

現状、無理だと判断してたから




でも、現状そうでも

その気持ちが(彼と一緒になりたい気持ち)

あるんだよって

彼に伝えられてたら



(ココアちゃんは今は無理でも

そうしようとちゃんと考えてくれてる)

って彼も思って待とうと思えたかも知れない




しあわせの神様は

前髪しかないから




一度通り過ぎてしまったことは

元には戻せない




未来を見て

私たちがどうしたら

互いが幸せでベストなのか

気持ちを擦り合わせていくことは

必要なのかも知れない




彼はいつも言う

先のことは分からない




そんな先のこと考えても、予定は立てれない

と言う意味だとは思うけど

確かにどうなるかなんて、わかる術もない




けど、とりあえずで生きれるほど

人生は長くない




明日どうなるかなんて

分からないけれど





彼はこの前も

想われてる人といる方が幸せ

と言った

この言葉はもう何度も彼から聞く






こんなにしょっちゅう彼の口から出るのは

彼は現実生活の中で

痛切に感じてるのではないかな





彼自身が想われてる相手=わたし

と一緒にいることが幸せで





お相手に対しても、本当は

よそ見をしている自分より

想ってくれる人と一緒の方が幸せであって

(でも、彼は相手のことは嫌いじゃないと言ってたからたぶん大切にしようとは思ってはいるのだろう)





そして、私においても

想ってくれる相手といるのが幸せなら

旦那ではなくて

それは彼自身であるとわかっているのだと思う




なんて切ない状況なんだろう




大きく

局面は変わらないのかも知れない




だからこそ

本当は

互いの想いは確認したい




この状況下で

よりベストに幸せでいたい




いつまで元気で居られるか…




それによって

この関係の行方は

かかってるのだと思う




わたしは、この先きっと

彼への愛は変わらないと思う




彼の気持ちは

彼しかわからないけど…

きっと彼は、自分からは

わたしを切ることはないだろう




互いにパートナーがいる状況は崩せないのなら

奥様といる時と同じ

ただ、わたしのことも想ってくれてる

その気持ちでいてくれるなら

互いが人生のパートナーでなくても

良いはずだ




縁がある相手なら

手を離さなければ切れないと思いたい




35年前の彼との出会いから始まった関係

約10年前にまた繋がり

そして再会

その全てが本当に

神様のいたずらなら

静観して

あるがままに受け入れるしかなさそうだ





互いが会いたいと思えるなら

そう思ってるうちは

バカみたいだけど

私は彼を想うだけかも知れない





幸せの神様って

もう一度目の前を通ることある?





一回しか来ないのかなぁ




そんな事ないよね、きっと





色々な場面

色々な事柄に対して

何度もあるんだ





彼とのことには対して

2度目があるのかは分からないけど

人生において

仕事や自分の家族に対してなどいろいろ

きっと何度か

分岐だと思うところで

神様は通ってるのだろう




だって

あそこが分岐点だったなぁ

って分かることは

のちに思うこと




それも失敗したから

より明確にわかるように思う




掴むことに成功してれば

それが大きなチャンスだったと

気づいてないだけなのかもしれない





だから

ぼーっと生きていては

ダメなんだね




自ら動いて

周りをよく見る





幸せの神様が通ってることに

ちゃんと気付かないと

まったく

活かすことはできないってことだ




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