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駅に傘があった。

どうも観光客用に置いてあるみたいで

「ご自由にお使いください

   使い終わったらまた元に戻してください」

透明ビニール傘とピンクの傘があった。

「〇〇温泉 貸出用」とプリントしてある。



雨予報だから

もちろん2人とも

自分の折りたたみは持ってたけど

この傘をお借りすることに。



また運良く2本。

彼は透明、私はピンク。




青空見えたのほんのちょっとだったね。


2人変なことしてたから(←ラブラブ💓)

神様が天気変えちゃったんじゃない? 笑


えー⁉️


だけど、かわいそうに思って

傘を残しておいてくれた 笑



まったく彼ったら😊

ま、いい方にとっておこうっと。


けど、けっこう急な坂のぼって

だんだん息も上がってくる。



疲れるね


汗かいてきた〜



途中からなんか

細く山道っぽくなって

木の枝が低め迫り出して

屈んで歩く感じ。



彼は傘外して歩くもんだから

汗と雨で髪の毛びっしょり。



そこそこ歩いて小さい滝と

その奥のそれより少し大きい滝に着いた。



大きい滝の前の岩に

すごーく小さな鳥居の置物?と

おじそう様らしきが備えてあって

私はそこで手を合わせる。



彼とずっと一緒にいれます様に。



そして滝を眺める。

うんうん、綺麗だ。



彼には

パワースポットらしい

とは言ってあったけど

この滝のことちゃんと話していない。



実は、水量が多いと

上から2本に割れて流れ

(左が男滝で右が女滝)

下にいく途中で合流して

一つの道筋となって落ちていらことから

この滝を見ると

一緒になれるとかどうとか…

と言われているらしい。



ま、あとからそんな話は

付け足したのかもしれないけど

でも、私たちの状況がこんなだから

少しでもすがる気持ちから

2人で見ておきたいと思ったの。



もちろん雨だったから水量は多く

二筋がひとつに合わさった滝

その様子がちゃんと見れた。



この滝で一応温泉のやることリスト

コンプリートした〜😊👍



下りは、滑ったりしたら困るので、

少し歩幅狭目で降りてたんだけど

要所要所、彼は立ち止まって

私が来るの待ちながら降りてくれた。



かなりいい運動になったけど、

湿気で髪の毛は大変だし

汗はかくし…

彼は髪の毛

お風呂入ったのってくらいビッショリ💦



晴れてたらもっと

汗すごかったかも…



とりあえずどっかで休んで

お茶しようってなったけど

結局、駅にしか無くて

私が行きに

彼が来るまで待ってたお店に

また入ることになった。



朝だし、雨だし

店とかも開いてないんだよね。

シーズンじゃないから人もいないし

寂しい感じだったな。



けど公にできない2人には

ちょうどいいのかもね。

あとは滝のご利益を期待したいです。



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