アミティ「お待たせいたしました!マスカットパフェと桃のケーキになります!」
ドラコ「がうー!お腹すいたー!!」
りすくま「これは、なかなか美味ですな」
アミティ「おつかれー!」
アルル「お疲れ!そう言えば短期のアルバイトが来るかもって聞いた??」
アミティ「えー!そうなの?」
アルル「うん、明日面接らしいよ」
アミティ「今度はどんな人なんだろう…」
次の日
???「失礼するで!」
レムレス「はい、どーぞ!」
シェゾ「その椅子にかけてくれ」
???「おう!失礼しまーす!」
レムレス「じゃあ早速、名前を教えてください」
???「俺は大阪の私立改方学園高等部2年、西の名探偵と呼ばれとる服部平次や!」
レムレス「ありがとうございます!」
シェゾ「では当店、The gorgeous man who defile the Godの事はどこで知りましたか?」
平次「せやな…クラスの連中が噂してたのもあるし…ああ!そうや!チラシや!チラシも見させてもろたで!それでな、求人情報も乗っとったし今俺の学校ちょうど夏休みでバイト探さな思てて、ここええなって思ったんや!」
レムレス「なるほどね〜」
シェゾ「志望動機も一緒にわざわざありがとうございます」
平次「そうやそうや!今夏休みでなー、夏休みの間だけでもなにかしらのバイトしたいな思て応募させてもろたんや!」
レムレス「なるほど!ちなみにバイト経験はある?」
平次「バイト経験?そんなのないっちゅーねん」
シェゾ「ないのかよ!」
レムレス「それじゃあ、週何回出れそう?」
平次「せやなぁ…週4は入りたいかもな!」
シェゾ「結構出るんだな!」
平次「ああ…やっぱそんなに要らんか…?」
レムレス「とんでもない!人手は少ない方だからむしろ短期間でも全然助かるよ!」
シェゾ「じゃあ勤務時間はどうだ?この時間は無理とかそーゆうのがもしあれば教えてくれ」
平次「基本いつでもいけるで!何時になっても精一杯頑張るで!」
レムレス「それは頼もしいですね!よし!採用!明日から来てね!」
シェゾ「もう採るのかよ!」
レムレス「それじゃあ早速なんだけど、明日の朝の9時からお願いしてもいい?」
平次「よっしゃ!任せとき!」
レムレス「はーい!じゃあ明日からよろしくね!」
シェゾ「そんなでいいのか…?」
レムレス「と、言うわけで今日からのバイトの服部平次くんだよ」
平次「よろしくなー!早く戦力になれるように頑張るけん、色々教えてくれー!」
アルル「う、うん!」
アミティ「よろしくねー!」
ラフィーナ「明らかに異世界人…」
レムレス「平次くんは短期間バイトで8月いっぱいまでだよ、もしかしたら少し短いかもしれないけどみんな色々教えてあげてね!」
アミティ「はーい!」
シグ「はーい」
レムレス「あ、あともうひとつ連絡が」
ラフィーナ「なんですの?」
レムレス「うち、今まではスイーツ専門店で進めてたけどさ」
アルル「うんうん」
レムレス「パスタとかも作って出して本格的にレストランとして新装OPENしない??」
アミティ「あー!それいい!すっごくいい!」
リデル「いいと思います」
りんご「確かにこんなすごい派手な店内なんですからスイーツだけじゃ勿体ないなと思ってました」
レムレス「それじゃあ早速チラシ作り直して配って欲しい!」
アミティ「はーい!」
歩美「今日の夜ご飯は〜♪」
元太「すっごく美味しそうなレストラン!!」
光彦「わーい楽しみですね〜!」
阿笠博士「ははは…しかし懐が…」
コナン「おいお前ら、あんまり博士に無理させるなよ…」
歩美「だって〜!最近新しく出来たあのレストランすごく気になるんだもんー!」
元太「そうだそうだ!」
数時間前
歩美「なんか外にご飯食べに行きたいなー」
光彦「確かにですね!」
元太「俺うな重食いたい!」
コナン「さっき昼飯食ったばっかりなのにもうそんな気分なんかよ…」
灰原「いいわね、子供は無邪気で」
コナン「常になにか食ってねーと気が済まねぇのかよお前らは…」
歩美「ねえ!コナンくんと哀ちゃんも何か食べたいとおもわない?」
コナン「んえ?あ、いや、俺らは別に…」
元太「食べたいよな!?」
コナン「あ、いや…」
元太「博士ー!どっか連れてってくれよ!」
阿笠博士「いやー今実はちょっと金欠でな…あははは…」
光彦「分かりました!じゃあ少し安めな所ですね!」
歩美「やったー!」
コナン「何も分かってねぇじゃねーかよ…」
阿笠博士「あはは…確かにそーゆう意味じゃなかったんだがのぉ…」
元太「安そうなとこ探すぞ〜!」
歩美「ねえねえ!歩美ここ気になるかも!」
コナン「ん?何だこの店の名前、The gorgeous man who defile the God?」
灰原「随分長い店名ね…」
コナン「だな…それにこの店、最近OPENしたばっかなのか」
灰原「普通にレストランなのかしら…?」
元太「なんだよ!そのザ、ゴージェアス…なんとかって」
コナン「ザ ゴージェアス マン フー ディーファイル ザ ゴット!」
灰原「神を汚す華やかなるものって意味ね」
元太「なんだそれちょっとかっこ悪…」
歩美「神様を汚す?なんだろ、ちょっと悪い感じなのかな…」
光彦「確かにちょっと不吉な名前ですね」
元太「でもよ!料理はすごく美味そうだぜ!?」
歩美「確かにー!このハンバーグ美味しそう!」
光彦「デザートもなんだか種類多いですね!」
元太「うな重はあんのかな!」
コナン「どっからどう見てもこれらは洋食、うな重なんてある訳ねえだろ…」
歩美「博士ーここ行きたい!」
元太「俺も俺も!」
光彦「僕もです!」
阿笠博士「いやーだからだな…」
歩美、元太、光彦「美味しいご飯が食べたいな〜キラキラキラキラ!!」
阿笠博士「…ま、眩しい…!はあ…」
阿笠博士「給料日前なんじゃがな…まあしょうがない」
歩美「歩美はハンバーグ食べる!」
光彦「いいですね!僕はこのシーフードペペロンチーノですかね!」
元太「うな重は無いみたいだけどでも他のも美味そう!」
コナン「もう決めてんのかよお前ら…しかしこんな店が最近OPENしたんだな」
灰原「まあ、気にはなるしいいんじゃないかしら」
阿笠博士「見えてきたぞ!多分あれじゃ!」
歩美「おおーー!」
コナン「げ、なんなんだあれ…」
灰原「ええ…あれはさすがにちょっと悪趣味かもね…」
阿笠博士「どうもこんばんわー」
歩美「こんばんわ〜!!」
コナン「なんじゃこりゃ!?」
灰原「とても普通のレストランって見た目じゃないわね…」
アミティ「はいはいいらっしゃいませー!」
阿笠博士「大人1人、子供5人です」
アミティ「はーい!お席ご案内しまーす!」
歩美「はーい!」
アミティ「こちらのお席でよろしいですか?」
阿笠博士「はい大丈夫です」
アミティ「ありがとうございます、テーブル席6名様ご来店でーす!」
まぐろ「ありがとうございます〜!☆」
歩美「中すごいオシャレだねー!」
元太「そうだな!」
コナン「こんなのオシャレじゃねーよ…」
灰原「ええ、すごくド派手すぎるわね…」
コナン「しかもここの店員達みんな見覚えあるしな…」
灰原「あれいつかのあの子たちよね…」
コナン「恐らくな…アイツらマジ何してんだよ…」
平次「いらっしゃい!お冷をお持ち致しました!」
コナン「…ええ!?!?」
元太「大阪の兄ちゃんじゃねーかよ!」
光彦「え!?なんであなたがここに!?」
平次「バイトやバイト!今夏休みやけん何かしようと思てたらたまたまここの求人を見つけたんや!」
コナン「だからってこんなド派手で悪趣味な飲食店じゃなくてもいいだろ…」
平次「アホ!何を言うとる!なかなかええ趣味しとるやないか!悪趣味とか言うんじゃない!」
歩美「そうだよー!」
光彦「すごく綺麗で良い所じゃないですか!」
元太「俺は結構好きだぞ!」
コナン「はははは…こいつらのセンスも大概だな…」
平次「ご注文決まりましたらそちらのボタン鳴らしてお呼びくださーい!ほな!」
灰原「…すごくノリノリね」
コナン「ああ、あいつもこんなとこで何してんだよ…」
阿笠博士「まあバイトはいい事じゃ!それよりほら!メニューは何にする?」
歩美「歩美はハンバーグ!」
光彦「シーフードペペロンチーノ!」
元太「俺ローストビーフ!」
阿笠博士「どれも美味しそうじゃのう!じゃあわしは…」
灰原「博士はこのエビとトマトのサラダにしなさい」
阿笠博士「むむ、哀くん相変わらず厳しいのぉ…」
灰原「当たり前でしょ!?昨日だって夜中に隠れてカップラーメン食べてたの知ってるんだから!」
コナン「バレてるぞ博士」
阿笠博士「はははは…」
歩美「哀ちゃんとコナンくんは?」
コナン「そうだな…俺はおろしポン酢ハンバーグでいいかな…」
灰原「あたしはハムエッグサンドイッチ」
阿笠博士「はいはーいご注文お願いしますー!」
ラフィーナ「はーいありがとうございます!ご注文承りますー!」
元太「にしてもすごいなこの店内!」
光彦「ですね!なんかカラオケのパーティルームみたいです!」
歩美「よくテレビのCMでこーゆうの観るよ!」
コナン「いやいや、かなりド派手すぎんだろ…」
灰原「大阪のあの子もよくこんな所でバイトしようと思ったわね」
コナン「ほんとだよな…」
フェーリ「テーブル席2名様ご来店でーす」
リデル「いらっしゃいませ〜」
蘭「わーすっごーい!!」
園子「凄いことは凄いわね、まあかなりド派手な気がするけど…」
コナン「あれ!?蘭ねーちゃん!」
蘭「あ!コナンくんたちも来てたんだ!」
阿笠博士「やあ蘭くんと園子くん!」
園子「博士もこんばんわ!」
阿笠博士「蘭くん達もチラシを見てきたのかい?」
蘭「そうなんです!2人でどこかご飯食べに行こうって話になって、そしたらたまたまここのチラシ見つけて…」
園子「新しく出来たばっかなんですってね!」
平次「はいはいまいど!!」
蘭「え!?服部くん!?どうして!?」
平次「ねーちゃん達も来たんか!いやな、夏休みに入った事だし何かしたいなー思て少しの間ここでバイトすることになったんや!」
園子「そうなんだ…」
平次「ねーちゃん達も注文決またら呼んでな〜」
蘭「まさかの服部くんいたね…」
園子「うん、びっくりね…」
元太「てかここの店員達って男女問わずみんなスーツ着てんだな」
歩美「確かに!大阪のお兄さんもスーツ着てたね!」
光彦「じゃあもし蘭さんもここでバイトすることになったら蘭さんもスーツ??」
蘭「え!いや、それは…」
園子「いいじゃない!もし蘭がここでバイトする事になったら新一くんも呼んでスーツ姿で頑張ってるとこ見てもらいなよ!きっと新一くんも大喜びするわよ!」
蘭「もう!やめてよ園子!だいたい新一なんか来るわけないでしょ〜」
園子「そりゃそっか!あははは!!」
コナン「スーツ姿の蘭かぁ…いや、でも…」
灰原「あら、どうせならスーツじゃなくてフリフリのメイド服姿の方が良いなーとか思ってるんでしょ?」
コナン「は!灰原!てめっ…!」
灰原「違うの?」
コナン「いやー、まあぶっちゃけ正解です…」
灰原「変態」
コナン「はいはい変態で悪かったな!」
蘭「和葉ちゃんも呼んでみれば良かったね!スーツ姿で頑張ってる平次くんみたら和葉ちゃんも大喜びだよね!」
園子「確かにね!」
りんご「テーブル席2名様のご来店でーす!」
レムレス「ありがとうございますー!」
歩美「ねえあれ!高木刑事と佐藤刑事じゃない??」
光彦「あれ!ほんとですね!」
元太「お!なんだなんだデートか??」
佐藤刑事「あら、蘭ちゃんやコナンくん達も来てたの?」
蘭「佐藤刑事と高木刑事こんばんわ!そーなんです、たまたまチラシで見つけて気になって…」
佐藤刑事「あら!私たちもよ!さっき高木くんがたまたまここのチラシを見つけてくれて良かったら行ってみない?って誘ってくれたの!」
高木刑事「すごく美味しそうだったのでつい…」
元太「それでデートか!」
佐藤刑事「デート…え、いや…」
高木刑事「ははははは…」
コナン「みんなたまたまかよ…にしてもこんな偶然があるなんて…なんか事件起きそう…」
シェゾ「今日なんか異世界からの客が多いな…」
アルル「んね…しかもなんかとっても見覚えある人たちだし…」
りんご「しかもあの子たちがもし人違いでなく本人だとしたら…多分確実に事件起こりそうですね…」
アルル「確かに、あの子達と合う日は毎回事件起こるもんね」
シェゾ「このまま何事もなく終わればいいが…」
レムレス「料理できたからこれをあのテーブルの人達に持って行って!」
シェゾ「了解だ」
シェゾ「こちらハムエッグサンドイッチになります、以上でお揃いでしょうか」
阿笠博士「はいありがとうございます」
シェゾ「ごゆっくりどうぞ」
歩美「いただきまーす!!」
光彦「僕もいただきまーす!」
元太「美味い美味い美味い!」
コナン「まあ、味は普通に美味いな」
灰原「そうね、あ、すみません」
シェゾ「はい」
灰原「ナイフもう1本頂いてもよろしいでしょうか」
シェゾ「ナイフですね、かしこまりました」
シェゾ「やっぱりあいつらだ!」
アルル「え?だよね??」
シェゾ「今ナイフ持ってきて欲しいって声掛けられて少しだけ話したけどあれ灰原哀だ!」
アルル「て事はじゃあやっぱりコナンくん達本人…?」
りんご「多分そうです」
アルル「うわぁ…これは確実に事件起こるかもねー」
元太「博士!俺デザートが食べたい!」
歩美「えー!元太くんずるーい!」
光彦「じゃあ僕も!」
阿笠博士「しょうがないのぉ…」
歩美「わーい!!」
元太「やった!!」
コナン「…ったく」
阿笠博士「コナンくんと哀くんはデザートはどうする?」
コナン「いや、俺はいいよ」
灰原「あたしももうお腹いっぱい、もちろん博士もデザートはダメよ」
阿笠博士「やっぱりダメです?」
元太「俺このメロンのショートケーキ!」
光彦「じゃあ僕はフルーツタルトで」
歩美「歩美はベリーベリーのタルト!」
阿笠博士「すみませーん!追加注文お願いします!」
ラフィーナ「はーいお伺いしますわ!」
レムレス「はーいお待たせしました!」
元太「美味そー!!!」
歩美「わーい!いただきまーす!」
光彦「フルーツのみずみずしさが最高です!美味しいです!」
歩美「甘酸っぱくて美味しい!」
元太「うんうん…あれ!?ぎゃー!!しょっぱーい!!!!」
コナン「え?元太!?」
阿笠博士「元太くん!大丈夫かい!?すみませんー!水!水をー!!」
まぐろ「はーい!大丈夫ですか!?」
アミティ「本当に申し訳ございませんでした!」
アルル「すぐに新しいのを作ってまいります!」
元太「もう!びっくりしたぜ…」
灰原「まあまあ小島くん」
コナン「にしても砂糖と塩を間違えるなんて…なーにありがちなミスしてんだよ…」
レムレス「間違えは誰にだってあるからしょうがないよ!」
アミティ「本当にごめんなさい…」
アルル「気をつけます…」
レムレス「うん!次からは気をつけてね!さあ!早く作って持って行ってあげよう!」
シェゾ「あれ作ったのアミティとアルルだったんか…」
りんご「まあ事件は確かに起こりはしましたね…起こったけど…」
シェゾ「この程度の事件ならな…」
アルル「大変お待たせ致しました、申し訳ございませんでした」
元太「わーい!今度こそいただきまーす!」
コナン「美味いか?」
元太「おう!今度は甘い!美味しい!」
阿笠博士「良かったのう!元太くん」
蘭「ここのメロンパフェ美味しかったね〜!」
園子「スイカのフルーツポンチも良かった!流石看板メニューだけあるわ!」
高木刑事「ここの料理とっても美味しかったですね佐藤さん!」
佐藤刑事「そうね!あ、高木くん口元にクリームが」
高木刑事「あ、ケーキのクリームですかね」
佐藤刑事「待ってね、今取ってあげるわ」
高木刑事「ああああありがとうございます…」
平次「はい6500円ちょうどや!毎度あり〜!」
アルル「元太くん本当にごめんね!」
元太「もういいって!美味いメロンケーキありがとうな!ごちそうさま!また来るぜ!」
アミティ「はーい!またいつでもお待ちしてまーす!」
光彦「今度はメロンパフェ食べてみたいです!」
歩美「夏みかんのケーキも美味しそうだね!」
元太「次来た時は何食べようかな!」
歩美「うーん、歩美はね…」
光彦「今度は何にしようかな…」
コナン「もう次のメニュー決めてる…」
灰原「それほど美味しかったって事よ」
コナン「まーな、まあそれはいい事だよな」
阿笠博士「ご馳走様でした、平次くんもバイト頑張るんじゃぞ!」
平次「おおきに!ほな!またなー」
歩美「おやすみなさーい!」
光彦「バイト頑張ってくださいねー」
シェゾ「無事に帰ったな…」
りんご「ですね、一時はどうなるかと思いましたけどそんな事件って事件でもなかったしまあ良かったです…」
ラフィーナ「にしてもスイーツ専門店じゃなくてレストランにしたの正解ですわね!」
レムレス「でしょ!こんな凄い店内なのにスイーツだけのお店ってのもなんかもったいないでしょ?」
リデル「確かにですね」
レムレス「て事で!これからもレストランとして頑張っていこう!」
アミティ「おー!」
レムレス「平次くんも大変かもしれないけど頑張ってね!」
平次「おう!スイーツの専門店だろうがレストランだろうが、みんなに美味い飯食わしてみんなを笑顔に出来るよう、いっちょやったるでー!」
おわり